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十勝毎日新聞 | KACHIMAI | |||
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歴舟川・清流日本一の看板
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川を守る心忘れないように 大樹橋を通った人は、ピーチクと声高に響くヒバリのさえずりに驚き、思わず姿を探した経験があるかもしれない。声の正体は橋の中央に立つ「日本一の清流・歴舟川」の看板。てっぺんのスピーカーから大樹町の鳥・ヒバリの鳴き声が1日3回流れ、川を渡る子どもたちを見守っている。
全長64・7キロの多くが自然の形で残る清流は、カヌー愛好者や釣り人、キャンプを楽しむ家族連れにと、幅広く愛される貴重なフィールド。町の山田三雄建設課長は、「清流を守る心を忘れないようにと建てました。歴舟川は源から太平洋まで、大樹町だけを流れる川。きれいでも、汚れても、だれのせいでもない。だからこそ町のシンボルなんです」と話す。 3年連続で清流日本一に輝いた歴舟川が、90年にPHが基準値を超えて対象外となった時、「もう一度日本一を取り戻そう」と結成されたのが自然愛好者の団体「歴舟川の清流を守る会」。魚道の視察や流木拾い、河畔の植樹、歩く会などの活動を続けている。 「みんな歴舟川とともに育ってきた」と語る奥田真行会長は、川の現状を厳しく見る。「水はきれいだが、生き物がすめなくなっている。上流に砂防ダムができて川底が出てしまい、魚がいなくなった。川の蛇行でできる沼や池がなくなり、ヨシによる浄化がなくなってしまった」
それでも最近は砂防ダムに魚道が付き始め、会の調査で魚のそ上も確認した。「今の子供のその次の世代までかかるかもしれないが、時間をかけて徐々に『生きた川』を取り戻していってほしい」。「日本一の清流」の言葉には、川とともに生きる町民の願いが込められている。
|天馬街道〜十勝への入り口|酪農家・久保さんのチーズ喫茶室|
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