大自然の中で乗馬、サホロは最高
「日本の外乗(ホーストレッキング)はサホロを知らずに語れない」。ウエスタンビレッジサホロのホームページにはこんなキャッチフレーズが踊っている。
狩勝峠を左手にサホロリゾートを目にしながら下ると、まもなくウエスタンビレッジサホロの看板が目に入る。
周辺一帯は狩勝高原。雲海酒造北海道工場、梅園、文学の散歩道が点在する中に、「ウエスタンビレッジサホロ」がある。乗馬、宿泊、ファームステイができるウエスタン風の施設。ウエスタンスタイルをこよなく愛するジャック及川さんが“ボス”を務める。
及川さんは東京デザイナーズ学院卒業後、帯広でグラフィックデザインの会社を営む傍ら、山梨での馬の競技会を見て以来、すっかり乗馬に魅了され、牧場経営を夢見るようになった。
狩勝高原内の旧新内駅跡地で念願の牧場をスタートしたのは6年前。宿泊施設も整え、「自然を相手にしたトレッキングにはサホロが最高のロケーション」と、大自然の中での乗馬の魅力を語りながら、訪れる人を日高や大雪の山々に案内している。
トレッキングは1−5時間コースはじめ、1泊2日、2泊3日のマウンテンホースキャンプ、十勝川温泉まで100キロのホースキャンプなどさまざま。
今では年間1,300人が訪れるトレッキングスポットになり、関西方面を中心にリピーターも多い。中には「アメリカやモンゴルに行く前に練習に来る人も」。逆に海外からのインターネットでの問い合わせもあり、静かにその名は広がっている。
及川さんは将来、サホロ周辺で馬の牧場が点在し、大勢の観光客を受け入れる態勢をつくることを構想し、ウエスタンビレッジが観光客受け入れの窓口になりたいという願いがある。
「自分だけでなくウエスタンにまつわる人が周囲に増えて一緒に生活できるようになればもっと楽しくなる」。及川さんは北の大地サホロで今よりもっとウエスタンの足音を響かせたいと思っている。
(新得支局=道下恵次)(00.5.3)
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