 |
|
| ロングセラーの「こんぶめん」と「くま笹めん」 |
うどん以上につるりとしたのど越し。発売開始から20年余りの現在も全国から注文が舞い込むロングセラー商品が「こんぶめん」と「くま笹めん」だ。「お客さんに愛され、何よりの励み」。2代目の山畑忠征社長(65)は、“相棒”である年代物の製めん機を前に笑う。
「おいしくて体に良いものを」と、先代の蜂谷克巳さん(86)と開発に取り組んだ。昆布粉、クマザサ粉の配合など試行錯誤を重ねて完成した商品は1988年の十勝海洋博会場で販売され、ヒットした。美容を気にする女性だけでなく、風邪の予防にと子供たちにも受け入れられた。
健康へのこだわりは原料から貫いている。道産小麦100%の粉に、それぞれ粉末にした地元産の昆布、クマザサを2%混ぜ、アルカリイオン水で練る。添加物などは一切使わない。素材の食味を失わぬよう生めんで勝負する。
味の秘けつは製めん工程にも隠されている。製めん機は1960年代に同店に導入された。最新のコンピューター制御タイプとは異なり、その日の気温や湿度にも細心の気配りが必要だが、その分、丁寧な仕上がりになる。
 |
|
| 40年来の“相棒”である製めん機と山畑さん |
40年以上にわたって連れ添い、生まれた製めん機とのあうんの呼吸が、めん作りにつながっている。「よりおいしくて、安全で体に良いめんが理想。この商品の完成度を高めていきたい」と山畑社長は話す。
(長田純一)
 |
 |
 |
 |
<メモ>
広尾町本通り12。営業時間は午前8時−午後7時(日曜日定休)。「こんぶめん」「くま笹めん」とも2食入り346円。電話01558-2-2145 |
 |
 |
 |
 |
|