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十勝毎日新聞社
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Obihiro Tokachi Hokkaido Japan
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上美生干支みこしを担ぐ会代表
太田 貢さん(27)

裸みこしの熱気もう一度

[2007.12.23]
 元旦午前0時、上半身裸の男たちがみこしを担いで芽室町内を練り歩き、かつて「日本一早い祭り」としてNHKで全国に紹介もされた芽室裸みこし。2004年を最後に休止したこの祭典が来年の元旦、同町上美生で復活する。担ぎ手確保のめども立ち、本番に向けて準備は万端。復活に立ち上がった「上美生干支(えと)みこしを担ぐ会」の代表で、みこし再興に奔走する太田貢さんに、祭りへの思いや意気込みなどを聞いた。(文、写真・長田純一)

地域の新しい伝統行事に
    
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同年代の仲間賛同


 −裸みこしを復活させようと思ったきっかけは。
 実は高校3年生のときに、裸みこしを担いだ経験があるんです。町の一大イベントでしたし、そのときの熱気がずっと忘れられなかった。一方で、上美生にはみこしが練り歩くような祭りがなく、何とかあの雰囲気をこの地で再現できないかと思っていました。そこで同年代の仲間に声を掛けたら、7人が賛同してくれた。そのうち3人は僕と一緒で裸みこしの経験者。この8人で、今年4月、「担ぐ会」を結成したわけです。

 −周囲の反応は。
 当初は賛否両論でしたね。「あんな寒い祭りをまたやるの」という声も聞きましたし、「担ぎ手は見つかるの」と心配してくれる人もいました。確かに、担ぎ手集めには苦労しました。最初は上美生在住者に限定したこともあり、なかなか人が集まらなかった。ようやくみこし1基を担げる60人ほどの担ぎ手を見つけたのは、11月中旬になってからでした。


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Tシャツでも可

 −その苦労を乗り越えさせたものは。
 「おれは年だから担げないけど、応援しているよ」と話し掛けてくれる高齢者の方もおり、そうした声に励まされました。それに、以前の「芽室裸みこしを担ぐ会」会長の熊谷光弘さんら、かつての関係者からも貴重な助言をいただきました。感謝の一言ですね。応援してくれる多くの皆さんのためにも、ぜひ上美生の新しい伝統行事として定着する祭りにしたい。上美生が注目される1つのきっかけになればいいと思っています。

 −最後に当日のスケジュールを。
 まず、元旦午前0時に上美生神社で口上を述べ、同15分ごろにみこしが出発します。30分から45分程度、町内を練り歩く予定です。多くの方に見てもらえればうれしい。今回は、担ぎ手はTシャツの着用も可にしています。もちろん、僕は上半身裸ですけれど。

 おおた・みつぐ

1980年、芽室町上美生生まれ。拓殖大学北海道短期大学(深川市)卒。2001年、故郷で家業の農業に就いた。若手農業者で構成する町農業青年連絡協議会会長などを歴任。父、孝次郎さん(54)母、とよ子さん(51)、祖母の光子さん(80)と共に暮らす。趣味はスキーだが、「みこしの準備があるから、来年までお預け」と笑う。
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