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十勝毎日新聞社
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Obihiro Tokachi Hokkaido Japan
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札幌中心に増加

コールセンター

[2005.07.20]
雇用で大きな波及効果
自治体、熱心に誘致活動


 【札幌】顧客からの注文、問い合わせなどの電話対応や電話での調査、セールスなどを専門に行うコールセンター(CC)が札幌を中心に増え、地方都市への進出も目立ってきた。CCは大量の人員を採用し、雇用面での波及効果が大きい。道や道内各自治体では、助成制度を設け、誘致に熱心に取り組んでいる。(平野明)

規模では道内屈指のもしもしホットラインの「札幌メガセンター」(札幌市中央区北2西1)。座席数は433席、フロアの広さは約2000平方メートルに上る
 道によると、3月末現在で道内のCCは44社に上り、パート、正社員などを合わせた雇用者は1万364人に上っている。

 札幌には35社が進出。大手のもしもしホットライン(本社東京)は、6月、札幌市内で4番目となる200席のセンターを設け、秋までには在札の系列会社を含めた雇用数は3000人に達する。

 センターは都心に集中し、新設ビルは人気が高く、「JRタワーなどの3つの新ビルは既に埋まり、来年秋に完成するビルを待つしかない」(札幌市)という。

 道内でのCCは1999年から進出が相次いだ。札幌は、首都圏と比べ人件費、オフィスの賃料が安く、立地を促した。「札幌は、言葉のなまりがなく、人材の定着率も高い」(ベルシステム24)という。

 札幌以外では、光通信(本社東京)が現地に会社を設立する方式で、昨年4月の留萌市を最初に室蘭、釧路、函館に相次いでCCを開設。北見市には、ベルパーク(東京)がオホーツク圏初のCCを設け、4月から操業開始した。旭川には、4年前にベルシステム24が進出し、約700人を雇用している。

 CCは労働集約型のため立地先は、一定規模の大都市が適地とされるが、光通信では「都市部では人材確保が難しくなってきた。人材供給力に見合った規模のCCであれば問題はない」とし地方も進出先になることを説明する。

 地方の各センターでは100人前後を雇用。約70人が就労するCCを持つ留萌市は「50人以上を雇用する事業所は市内では数えるほど。若い人が働ける職場ができ、うれしい」、釧路市でも「かつて大量採用した製造業は生産の効率化が進み、多くても50人止まり。地域への雇用効果は大きい」と話す。

 CCは、経済効果が雇用に限られ、「地元企業への波及が少ない」という指摘もある。ただ、道内の5月の求人倍率は0.48倍(全国平均0.82倍)。47都道府県別では42位という厳しい雇用情勢で、「背に腹は代えられぬ」というのが地域の本音だ。

<コールセンター> 従来は注文や苦情を処理する電話対応業務だったが、最近は、顧客の情報をデータベース化し、分析、顧客ニーズに対応することで収益向上を目指すCRMでの活用も増えている。保険、証券などの金融分野では営業経費の節減でコールセンターを利用。
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