10畳程度の薄暗い映写室。フィルムがカタカタと回る音が心地よい。「緊張するが、上映が無事に終わったときには大きな達成感がある」
帯広市生まれ。2年前にドキュメンタリー映画を観賞して、「映像でメッセージを伝えることができる素晴らしさを感じた」ととりこになり、頻繁に映画館に通うようになった。
臨時教員として働いていたが、昨年6月に結婚と任期満了を機に退職。ゆとりができ、大好きな映画に携わろうと映画上映グループ「CINEとかち」(豊島晃司代表)で受け付け業務などを行ってきた。「興味があったし、兼任できれば運営の手助けにもなる」と思い、今年2月からは映写技術も学び始めた。すでに8回、映写を担当した。
2時間の映画は普通、5本のフィルムを2台の映写機を使って上映する。フィルムの掛け替えは特に慎重になる。「少しでも緩んだら画像が乱れたり音が出なくなったりする。映画は何事もなく見終わるのが当然。楽しみに来館したお客さんの気持ちを裏切らないよう頑張りたい」と張り切っている。 (北雅貴)
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