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勝毎ジャーナル | KACHIMAI |
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中川昭一氏 「経済産業大臣として仕事をしながらの戦いになる。私自身(大臣の)日程が分からず不安でならない。みなさんの支えを頼りに、このハンディキャップを乗り越え、何としても勝ち抜く」
12日午前11時半、帯広市西1南29で開かれた中川昭一後援会事務所開き。詰め掛けた支持者を前に中川はこう訴えた。メキシコとの通商交渉、アジア太平洋閣僚会合を控えた中川にとり、自らの事務所開きとはいえ、日程のやり繰りは大変だった。この日もセレモニーが終わると足早に車に飛び乗り、昼には東京行きの飛行機の中にいた。 「父(故中川一郎)も選挙になると毎晩地元に電話を入れながら全国を飛び回っていた。あの時と同じ精神状況になっていくのかな」。自らの選挙戦に全力投球できないもどかしさを、中川自身は感じている。 党役員(組織本部長)を務め現職閣僚の中川は、今衆院選でいろいろな制約を受けることになる。前回(2000年)も農相経験者として全国の応援に駆け回ったが、「今回はさらに地元入りが期待できない」と後援会幹部はこぼす。今後、地元入りが想定されるのは、総決起集会を開く今月下旬か投票日前日ごろに限られるという。 党道連幹事長の清水誠一(道議)は「中川さんは今や小泉首相や安倍幹事長と並んで全国から応援要請を受ける実力者。自分の選挙で勝利を目指すのは当然だが、党の議席躍進に貢献してもらわないと」と強調する。
道連サイドではベテラン議員が出馬する旧5区管内(中川、武部勤、北村直人)、5区(町村信孝)などは「議席維持は前提」とし、新人擁立区や議席奪還をにらむ選挙区で応援を手厚くする予定だ。中川は自身の選挙区を横目に、他候補のテコ入れに動くよう要請を受けている。 12日の事務所開き終了後、11選挙区支部と中川後援会の役員会が開かれた。「ほんの少しでいいから十勝に顔を見せてほしい」との声が出席者から挙がった。 11選挙区支部幹事長の大谷亨(道議)は「支援者の気持ちは分かるが(中川が)他の候補の応援に使われるのは避けられない」とガマンを強調。「党支部と後援会の連携を密にして前回票(11万2297票)を少しでも上回る」と語る。 単票を一から積む 十勝・帯広両連合後援会会長代行の鈴木樹は、かつて中川一郎の遊説隊長を務め、盟主不在の選挙戦を経験した1人。鈴木は「選挙の“顔”がないのは確かにやりづらい。単票を一から積み上げるなど、基本に立ち戻った活動を徹底することが大切だ」と話している。 (文中敬称略)(衆院選取材班)(03.10.14)
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