| 十勝毎日新聞 | KACHIMAI | ||||
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| 物を作る素晴らしさにとりつかれた 「以前から人生の第二ステージはこの地と決めていました」。東京から上士幌に移住して2年余り。この間に木工技術を身に付け、4月に上士幌町居辺で木製家具を製作する工房「木 楽々(Ki−rara)」をオープンした。サラリーマンから木工職人に転身を果たし、第二の人生を着実に歩み出している。 移住するまで、国内大手の電力会社に勤めた。全国を転々とする典型的なサラリーマンだったが、会社の組織改革に合わせて自主退社した。「妻(美稚子さん)が上士幌出身で、私も都会生活が好きではなかったのです」 しかし、初めから工房開設が前提だったわけではない。「サラリーマン時代には金づち1本握ったことがありませんでした。移住後、妻からたびたび頼まれる日曜大工が転機になりました。いつの間にか物を作る素晴らしさに取りつかれていたわけです」 間もなく帯広高等技術専門学校に入学。学校では若者に交じって修練の日々を送って技術を磨いた。「その間に自分の第二の人生も並行して考えていました。技術を生かして食べていけるならと」。木工職人を自分の生きる道と定め、夢はさらに工房開設へとつながっていった。 「廃牛舎を改装した工房も、仕事に使っている木工機材も、知人を通じて地域の人が借してくれました。地域が温かく見守ってくれることが何より幸せ。この素晴らしい地で第二の人生をしっかりと歩んでいきたい」 (杉原尚勝)(05.05.02) |index| |
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