勝毎ジャーナル
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ヒロイン中井万里江役

松本由記さん(27)

開拓と恋に生きた強い女性を
教諭、主婦、母…私生活は超多忙

 1999年から3年間にわたり準備を進めてきた、帯広開拓120年記念協賛事業とかち市民劇「十勝伝説」(実行委員会主催)が25、26の両日、いよいよ上演される。役者から舞台セット、衣装などすべて一般市民130人の手作りで、十勝を開いた“名もない庶民たち”の群像を描く。本番を間近に控えた参加者たちの表情を紹介する。

写真
かれんなヒロイン、万里江役に挑む松本さん

 「万里江は愛する人に対していちずで純粋でかわいらしい女性。私とは少しキャラクターが違うけど…」

 同じ出身地同士の結婚が主流だった開拓当時。富山県出身の万里江は、岐阜県出身の拓と恋に落ちるが、周囲の反対で駆け落ちを図る。

 ロマンチックな名場面を演じるヒロインの私生活は超多忙だ。清水町熊牛小教諭で主婦、1児の母でもある。「実生活では数人の役をこなしているので、どれが本当の自分か分からなくなりますよ」と明るい笑顔。

 高校時代、演劇部に所属し、2000年には音更町民劇「百年の手紙」にも出演するなど、大の芝居好き。劇団「ほうき座」などベテランの参加者たちからの指導もあり、演技は徐々に完成しつつある。

 頭が痛いのは歌の場面。「人前で歌ったことといえばカラオケぐらい。歌うときはいまだにひざがふるえちゃう。でも不安を消すためには練習あるのみかな」

 懸命にけいこに励む表情には、十勝の開拓時代を生き抜いた強い女性の姿が現れていた。

(梅庭寛子)(02.5.13)

▽日時=25日午後1時、同6時、26日午後1時半
▽ところ=帯広市民文化ホール大ホール
▽前売り券=S席2500円(当日3000円)、A席2000円(同2500円)、B席1500円(同2000円)、自由席1000円(同1500円)、高校生以下500円(同1000円)
▽前売り券取り扱い=帯広市民文化ホール、藤丸チケットぴあ、MINAステーション(JR帯広駅構内)、勝毎サロン(藤丸7階)
▽問い合わせ=実行委員会事務局(58・1922)


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