十勝毎日新聞
KACHIMAI
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本 別

お で ん

写真
冷えた体には熱々のおでんが一番。
おでん専門35年の伝統がつゆにしみ込んでいる


こだわりの種

大きな厚ぶたを上げるとゆらゆらと上がる湯気の下に大根、きんちゃく、豆腐、卵などおでん定番の種がおいしそうなつゆにつかっている。熱々のおでんを二口三口と食べるだけで体のしんからぽかぽかとし、うっすらと額に汗がにじむ。つゆだけのおかわりを求める客も少なくない。
「おいしいものを食べてもらいたい」という経営者の汐川久子さん(55)は種の仕入れに一番気を配る。タコやツブなど“あるべき”種が入っていないが、「おでんとしておいしいとは思わない」と、自分の舌が合格点を出さないものは使わない。
1964年、姉の大橋加代子さん(63)が店を開き、久子さんが手伝いだしたのは六七年。味は公務員ながら調理師の免許を持っていた義兄岩男さん(故人)が作り上げた。現在はその義兄から「藍(あい)より青し」と太鼓判を押された久子さんが一人で切り盛りしている。
(文・写真 大野篤志)(00.2.3)

「桃 源 亭」
本別町北2。おでんとおにぎりの専門店。おでんは一品70円から400円。ご飯をかまで炊くおにぎりは「本別一」と評判。営業時間は午後6時から午前1時まで。定休日は特に決めていない。(01562-2-2977)

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