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4月1日(火) | 拓銀・道銀来年4月に合併 |
海外から撤退〜国内業務に特化
都市銀行10位の北海道拓殖銀行(本店札幌市)と地方銀行中位の北海道銀行(同)は1日、1998年4月1日をめどに合併すると正式発表した。合併後の新銀行名は「新北海道銀行」(仮称)で、存続会社は北海道拓殖銀行とし、本店は現在の拓銀本店に置く。合併率は1対1を基本に今後詰める。拓銀は98年3月末までに海外拠点から全面撤退するとともに、首都圏での業務を大幅に縮小。今後両行は道内の重複店舗の統廃合や人員削減など大幅なリストラを推進し、北海道を拠点とする地域銀行としてビッグバン(金融システム改革)時代への生き残りを図る。新銀行の頭取には道銀の藤田恒郎頭取が、会長には拓銀の河谷禎昌頭取がそれぞれ就任する。
バブル経済の崩壊で、両行は多額の不良債権を抱えており、金融の規制緩和に伴う競争激化に対応するには、合併による大胆なリストラが必要と判断した。合併後の資金量は11兆731億円(96年9月末の両行合計)となり、地方銀行トップの横浜銀行の9兆937億円(同)を上回るスーパーリージョナルバンク(巨大地域銀行)が誕生する。 今後は、両行で「少なくとも2,000人以上の人員削減」(大野忠二拓銀副頭取)を進めるほか、拓銀、道銀それぞれ133カ所ある道内店舗のうち、隣接する約100店舗を統廃合する計画。また、拓銀はニューヨーク、ロンドン両支店など20カ所の海外拠点を持つが、海外撤退による取引先企業への海外サービス低下を補うため、既に日本長期信用銀行の支援を受けることで合意している。 ただ、両行の昨年9月末の公表不良債権額は拓銀が貸出金の13.3%に当たる9,365億円、道銀が6.29%に当たる1,665億円といずれも高水準。拓銀は97年3月期決算で「当初予定を約300億円上回る800億円程度の不良債権を償却する」(大野副頭取)としているが、業界内には営業拠点の縮小などリストラ効果だけで不良債権問題を乗り切れるかどうか疑問視する声もある。
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