news 3月7日(金) 高齢者に優しい住宅づくり

市が設計指針策定へ

講習会開催など幅広く普及目指す



【政経部=橘康隆】帯広市内は新年度、高齢者や障害者などに対応した住宅設計指針の策定に着手する。先に策定した住宅マスタープランでは、高齢社会の住宅問題も重点項目に位置付けており、同指針は同マスタープランの推進事業として、市民が住宅を建設、改修するにあたり、老後や障害を持った際に安心して暮らせる住宅づくりの具体的な“テキスト”の役割を担う。

住宅マスタープランでは、地域特性や社会情勢の変化に応じた総合的な住宅施策の基本目標や基本方向を示している。重点項目のうち、大空・柏林台を中心にした住宅団地の再生に向けては既に再生マスタープランの策定などに着手しており、今回の指針は「高齢社会の到来に対応した住宅、住宅の基本方針」の推進。

トイレや玄関きめ細かく

策定の進め方は今後、煮詰めていくが、住宅、保健や福祉施設など支庁連携のほか、建築士会や医療・福祉団体などの専門家、実際の障害者や高齢者など幅広い意見を聞く手法で取り組んでいく考え。

内容面では、階段やトイレ、出入り口、玄関など細かく項目別に取り上げ、帯広の気候など地域事情にあった設計を示す。新年度内に完成、策定後は市民などへの普及を目指し、講習会や説明会、PR事業なども進めていく方針。

市住宅課では「高齢者や障害者になったときに簡単に改良できる設計の“知恵”を盛り込んでいきたい」と話している。


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