| 3月6日(木) | 羽田空港の新規枠配分固まる |
発着調整など焦点に 【東京・帯広】運輸省は6日までに、羽田空港の沖合展開に伴う新滑走路の発着枠1日当たり40便の配分内容を固めた。既存3社では日本エアシステム(JAS)に13便、日本航空(JAL)に 12便、全日空(ANA)に9便を配分。JALとANAが要望していた帯広一東京線のダブルトラッキング(同一路線2社乗り入れ)については、航空会社が自由に路線を選定する「自由枠」の中で判断される。JALは「最重要路線として強く要望している」としながらも、実現については「今の段階では何とも言えない」としている。今後、3社間の発着調整など不確定要素もあり、正式決定は4月中になる見通しだ。 運輸省の配分案によると、地方路線や新規空港向けに路線と枠を一緒に割り当てる政策枠が7便、自由枠が27便、新規参入の暫定枠を6便としている。 帯広一東京線は政策枠に盛り込まれておらず、各社の自由枠の中で各社の判断で決まることになる。同路線を要望していたJALは、引き続き重要路線として検討を進めていく方針だが、ANAは約30便の要望に対して9便の割り当てしかなかったことから、見送る公算が強い。
JALは「帯広線はネットワーク構築に欠かせない。強く要望していくことに変わりはないが、実現については現段階で何ともいえない」(広報部)としている。今後は配分決定を受け、路線選定の調整作業に入り、運輸省の運航ダイヤ決定を受け、4月中にも事業申請を行う見通し。 しかし、今後は3社の発着調整があり、中でも新規枠には早朝や深夜の便が多く、昼間の便については増便の余地が少ないことから、JALとしても12便の枠を使いきれない可能性もあるという。このため、帯広線のダブルトラッキング実現に向けては、まだ流動的な要素も少なくないようだ。
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