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| [2007.08.25] |
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抱える“病”どう考える 砂川市長 |
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市政のかじを取って10年目となった砂川敏文市長。合併問題、情報収集力、人口減対策など、年間キャンペーン取材班の感じた、帯広市の抱える“病”について、砂川市長に現段階の考え方や方向性を聞いた。 |
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−十勝の母都市として帯広が合併のリーダーシップをとるべきでは。
市町村合併は自治体としての在り方を決めていく。それぞれの市町村の主体性が問われる。今、管内市町村は自主自立の選択をしたところ。一方でそう決断しながら、合併の話というのは、具体的には進めづらい状況にあると思う。ただ将来もそれでいけるかというのは、非常に難しい。いずれタイミングが合えば、可能性はある。
話し合いの場は一応、町村会からの申し出もあって設けてある。ただ具体的には動いていない。帯広からボールを投げてほしいという声があれば対応するが、そういう声は来ていないと思う。
合併はそっ啄(そったく)※。親鳥とひなが両方からつつくように、ちょうどタイミングが合ったときに決まる。どちらから声をかけると決めるのではなく、状況、環境が整えば、自然とそうなってくる。
−企業誘致に関する情報収集力の弱さが指摘されるが。
今、帯広市役所は私以下、努力してきている。情報収集力が他市町村に比べ弱いということがあれば、市役所として収集力を高めなくてはならないと思う。情報は力。同じ条件であれば、少しでも早く知れば勝負に勝てるし、有利な条件を示すこともできる。
産業連携室などを含めて、行政が主導する場でなくても、行政のメンバーが加わっている組織からもきっちりと情報を集めることもする。ただ企業の進出は、何も自治体の都合で動いているわけではない。企業の戦略と自治体の考えが合致すれば進出につながる。また産業振興は誘致プラス地元企業を育てること。その両方が大事。
いずれにせよ帯広都市圏で産業が盛んになるのはいいこと。もしほかに移るようなら、できるだけ残ってもらうよう、いろいろ手だてを考える。
※そっ啄の「そっ」は口偏に卒です。
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−道東道全線開通へ危機意識が薄いのでは。
道東道はわれわれが一生懸命要望してきた事業。全線開通で地域にプラスにしないといけない。ストロー効果は、札幌に吸い上げられるのは避けられないが、逆に札幌方面から吸い上げる効果もある。そこを強化したい。手だては今、検討しようとしている。
−今回、エア・ドゥ就航が先延ばしされた。空港・観光戦略は。
ダブル化へ向け、条件整備は経済界などいろいろなところと情報連絡をきちんとやっていく必要がある。観光戦略では、より長く滞留してもらえるための魅力ある観光地があればいい。新たにつくるのは難しいが、今ある資源を洗い出す戦略が必要だ。ばんえい競馬も当然資源として生かす。産地との連携も必要。
屋内スピードスケート場も、最近きれいになってきた帯広畜産大学も、観光名所になる。観光ルートに入れてもらえば、地域のPRになる。いろいろなことを指摘されるが、帯広市も頑張っている。
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−大学問題に動きが見えないが。
大学設置をやめると宣言する必要はまったくない。十勝大学設置促進期成会では、理事会で運営の仕方、アイデアを議論していこうという話になっている。具体的に成果が出てないと言われればその通りだが、成果が出るように頑張る。大学は、一言でいえば地域の知的拠点。大事だと認識している。
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−人口減少への対策が積極的でないように見えるが。
枠組みが変わって、帯広都市圏が仮に1つに再編されれば、周辺も帯広市になる。人口が少し周辺に移動しているからといって、その指標だけをとらえるのはどうか。
もちろん流出していいというのではない。できるだけ市内に住んでもらうために、宅地造成だってやっている。未利用地もある。稲田町の清流の里も今後拡大する。帯広市は20万人規模のまちとして基盤整備してきている。そういう意味では、維持するといっても増やしていく努力をしていかないといけない。
移住は十勝圏でやっている。道の移住促進協に入れば増えるというものではない。帯広は努力している。現に農村部や中心部に移住実績もある。全体的に促進するが、政策的には特別にやるということはなく、これだけやれば人口問題を解決するということでもない。
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