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2007年2月18日(日)

しみず温泉フロイデ


来年度中に売却か廃止



直営での存続断念
町が方針 22、23日に住民説明会

 【清水】町は16日までに、存続の在り方を検討していた町営「しみず温泉フロイデ」(町熊牛126)について、来年度中に売却先が決まらなければ施設を廃止する方針案をまとめた。22、23の両日に町内3カ所で住民説明会を開き、意見を募る。町は「直営での存続は厳しいと判断した。町民の理解を得た上で売却先を探していく」としている。(清水生)

施設廃止が現実味を帯びてきた「しみず温泉フロイデ」
 フロイデは1995年4月にオープン。約3800平方メートルの敷地内に、温泉施設とコテージ9棟を備えている。

 温泉ブームの沈静化や近隣で温泉施設のリニューアルが相次いだことから、入浴者数は96年度の19万6797人をピークに右肩下がり。2008年度には10万人を割り込む可能性が指摘されている。当初は「町民の保養施設」として建設されたが、利用者の4分の3は町外者との調査結果も出ており、その役割は薄い。

 収入の減少も顕著で、初年度5721万円だった入浴料は昨年度3219万円まで落ち込み、町の持ち出し金は約5100万円に上った。営業時間短縮や維持・管理費の節約を図っているが、今年度以降も同程度の財政負担が見込まれている。

 こうした現状を踏まえ、施設の在り方について検討を進めていた町は直営方式での存続を断念。来年度中に温泉施設の継続優先を条件に民間売却先を探し、見つからなければ来年度末で施設を廃止する方針案をまとめた。住民、議会の了承を得た上で不動産鑑定に掛け、売却価格を決める。現在までに買収に名乗りを上げている企業や団体はない。

 また、フロイデのコテージは、昨年開校した通信制の北海道芸術高校(町熊牛68、原田時芳校長)の生徒がスクーリングで来町した際、宿泊施設として利用している。来年度以降に生徒数の増加が見込まれる一方、町内の宿泊施設の数には限界があり、万が一廃止となった場合、生徒の受け入れ態勢に支障が出るのは避けられない。

 説明会は22日に熊牛福祉館(午後1時半から)と町役場地下大会議室(同7時から)、23日に御影公民館(同7時から)で開かれる。
 
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