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2007年1月31日(水)

帯広市予算案 市長査定スタート


スケート場関連計上へ


ばんえい清算も焦点

 帯広市の2007年度予算編成作業は31日午前9時、市長査定が始まった。砂川敏文市長の3期目初の本格予算は、単独で主催するばんえい競馬の開催と現競馬の清算、新年度に着工を迎える仮称・新帯広の森スピードスケート場(屋内スケート場)の2懸案の扱いが焦点。屋内スケート場の建設費については一部で補正先送り論が出ているが、砂川市長は「計上すべく整理する」とのコメントを発表した。市長査定は2月2日まで行われ、予算案は同21日に発表される。(小林祐己)

消防関連の事業計画の説明を受ける砂川敏文市長(31日午前9時10分、山下僚撮影)
 初日は消防費の査定からスタートし、市消防本部が南、大空両出張所を統合して設置する「新南出張所」(事業費3億2800万円)の計画などを説明。続いて財政部が、予算の大枠、財源見通しなどを示した。

 07年度の一般会計予算案は、06年度(骨格、6月補正合わせて約710億円)を上回る720億−730億円程度になる見込み。市は「ばんえい競馬清算に要する経費やスケート場建設のほか、社会保障費の自然増も増額の大きな要素」と話している。

 市は昨年11月の07年度予算編成方針で13億2000万円の財源不足を予測していたが、財政部は「行革の効果に加え、税収で伸びた部分もあり、不足は補える」としている。

 焦点のばんえい競馬は、帯広単独開催に向けて特別会計を設置する予定。

 当初段階で約10億5000万円の負担が決定している現市営競馬組合の清算関係では、既存基金から一般会計に借り入れて処理する方針を固めている。

 屋内スケート場をめぐっては道支援の見通しが知事選後とされ、議会内の一部に6月補正への先送り論が浮上。これに対し事務レベルは、工期(約250日)の確保、国際大会の誘致スケジュールとの整合性から「当初計上は譲れない」としており、市長判断の行方が注目されている。関連して代替リンク(緑ケ丘公園内)の整備費も論議される。

 砂川市長は査定に当たり「地域経済活性化」「市民協働」など重視する5項目を強調。「限られた財源の中、新規施策や既存事業の拡充でメリハリの利いた予算にしたい。屋内スケート場は建設工事費を当初予算に計上すべく整理する。ファン、市民に親しまれる新しい『ばんえい競馬』を運営する」とのコメントを発表した。
 
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