十勝毎日新聞社
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Obihiro Tokachi Hokkaido Japan
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 [2006.11.26]
傘が買い物袋に“変身” リサイクル・販売事業開始へ 地域通貨「そらん」
「そらん交流会」で、傘をリサイクルしてできた「買い物袋」の見本を手にする参加者
 帯広市内の大空町地域通貨運営協議会(関健治会長)は、住民の助け合い事業「そらん」の一環として、いらなくなった傘をリサイクルして「買い物袋」を作る新たな取り組みをスタートさせる。町内の家庭から傘を回収し、洗浄、裁断、縫製する作業を分業で行い、完成品を「大空ブランド」として販売する考え。町ぐるみでレジ袋の削減に取り組み、環境意識を高めるのが狙いだ。

 大空町連合自治会が中心となり、「そらん」と名付けた地域通貨を2002年にスタート。現在約200人が登録し、「車のタイヤ交換」「除雪」など、してもらった行為に対し「そらん」を支払って、ボランティア活動を促進している。

 利用者の中に、「『そらん』を使って助けてもらうことはあっても、お返しができない」という声が高齢者を中心に多いことから、買い物袋作りの取り組みに参加してもらい、対価として「そらん」を支払う仕組みにする。

 古傘を使った買い物袋作りは、既に十勝管外の複数の自治体や団体で取り組んでいる。2本の傘を分解し、防水製の布を縫い合わせ3つの買い物袋ができる。丈夫で、形やデザインも豊富にできることから人気が高い。

 25日、大空会館で開かれた「そらん交流会」で、古傘による新規プロジェクトの構想が発表され、参加者におおむね好評だった。関会長は「2007年にもスーパーのレジ袋が有料化される。石油資源の無駄遣いが問題になっている中、大空町は買い物袋を作って使う、環境に優しいまちというイメージを定着させたい」と話している。

 近く買い物袋作りの説明会と講習会を開き、参加者を募る。
(酒井花)

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