十勝毎日新聞社
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Obihiro Tokachi Hokkaido Japan
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 [2006.10.16]
走り上々 バイオディーゼル燃料 − 更別で省エネレースに初出場
 【更別】十勝インターナショナルスピードウェイ(TIS)で15日に開かれた省エネ走行の腕を競うレース「エコ・ワンタン・グランプリ」(TIS主催)に、てんぷら油をリサイクルしたバイオディーゼル燃料(BDF)を使った車が初めて出場した。4時間耐久レースを走り切り、従来のディーゼル車と同様の速度と馬力を発揮した。ドライバーも「想像以上の走りで、黒煙も出ず環境にいい」と振り返るなど、BDFの実用性を示す形になった。(安田義教)

黒煙なく安定走行 実用性証明に手応え
ガソリン車に交じりサーキットを走行するバイオディーゼル燃料の車(手前)
 4回目になる同大会は燃料を満タンにした市販車を使った4時間耐久レースで、燃費と走行距離(周回数)を競う。今回は軽自動車やコンパクトカーなど13台が出場した。

 バイオディーゼル車はBDFを研究、製造する更別企業(更別村、為広正彦社長)と、省エネオイルを開発販売する帝北自動車(帯広市、河原哲也社長)の合同チームで出場。

 BDFの実用性をサーキットで試し、認知度を高めようと、TISの呼び掛けで出場した。

 車種は三菱リベロを用い、ディーゼル車で出る黒煙はなく、安定した走りを見せて完走。課題とされていた速度は、130キロから140キロを出し、他の車両と遜色(そんしょく)なく、燃費と走行距離のポイントによる総合順位は9位だった。

 運転した葛西誠さん(47)は「スピードも伸びて違和感はない。普通のディーゼル車と変わらず、言われないと分からないほど」と話した。油特有のにおいがするなど改善点はあるが、関係者は結果に手応えを感じたようだ。

 TIS営業企画室の村岡克己さん(40)は「BDFが特別なものではないということを見せたかった。パワーは十分出せたので、次回は燃費もさらに追求したい」と話している。なお、同大会は北海道ヨコハマタイヤVitz(葛西誠、杉村和哉組)が3連覇を果たした。

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