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十勝毎日新聞社
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Obihiro Tokachi Hokkaido Japan
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帯広友の会生活部リーダー
関谷優子さん


子供に伝えたい「適量の生活」
 [2006.03.18]
使いすぎない
 温室効果ガスのCO2(二酸化炭素)を家庭レベルから減らすのに、肝心なことは「使いすぎない」ことです。そのためにはまず、今の生活の中で自分が「持っている物」や「使っている量」がどれくらいあるのか、それをきちんと知ることが大切です。光熱費などは多ければいいということはないでしょうし、逆に食費は少なければいいというものでもありません。大切なのは「適量の生活」です。

「各家庭で事情が違うからこそ、自分の“適量”を知ることが大切」と話す関谷さん
 帯広友の会生活部の光熱費調べでは、会員が毎月、互いの利用量を見せ合います。1人だと成果が分かりづらいですが、他人との比較から見えてくるものがあります。また、励まし合えるからこそ続けられます。

 結婚して共働きだったころは収入が2人分あり、家計簿はただ節約のためだと思ってました。しかし、実際には省いた無駄を必要な出費に回すという「適量の生活」を実践するのにとても有効で、地球環境にも貢献すると実感しています。

 友の会では、地産地消を推奨することで農作物輸送にかかるエネルギー削減を目指したり、段ボール箱による生ごみのたい肥化、スーパーでビニール袋をもらわない運動などに取り組んでいます。間接的ではありますが、どれもCO2削減に効果が期待できます。

家族の理解必要
 ただ、家庭の省エネを実践するには家族の理解が大切です。特に重要なのは子供たち。どうして電気のつけっ放しがいけないか、水の出しっ放しが駄目なのか−。ただ「もったいない」だけでなく、根源から教え続ければきちんと理解して実践してくれます。私たちは「CO2とは何ぞや」から始めましたが、次代を担う世代だからこそ、子供たちには家を出て行く前にしっかりと伝えたいです。

 私たちは会として取り組んでいますが、気をつけて暮らしている方はきっと多い。会員以外を対象とした講習会などでも、さらに環境を守る生活の輪を広げられればと思っています。
(高田敦史)

<プロフィル>1965年、帯広市生まれ。83年に帯広南商業高校を卒業後、岩見沢医師会付属看護学校に進学。85年に卒業後、1年間は岩見沢市内の病院に勤め、その後網走高等看護学校に進学。87年から帯広市内の病院に勤務し92年に退職。95年4月に帯広友の会に入会、2005年からは生活部リーダー。夫(45)と長男(14)、長女(10)と帯広市内で4人暮らし。
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