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2006年9月30日(土) |
「帯広の森」航空法抵触問題 |
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植生3種に再整備 |
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市民検討会提言書 支障木の伐採後に
「帯広の森」の航空法抵触問題で、市民有識者らでつくる「十勝飛行場周辺の帯広の森づくり検討会」(山田英和座長、8委員)は29日夜の第4回会合で、同法の基準を超過する森林一帯を再生・管理する提言書をまとめた。支障木の是正策として、将来成長して制限を超える樹種も含め伐採を基本に、高さ制限に比例して「草原」「里山林」「広葉樹の森」の3種の植生に再整備することが柱となっている。(栗田直樹)
提言書によると、基本的な考え方に関し、「同法の制限は航空機の安全運航、周辺市民への安全確保のために必要」とし、「可能な限り自然の要素を用い、樹種、植生の見直し、森の再生を行う」と明記。是正方法や森の将来像、環境への配慮など6項目を盛った総合的な内容となっている。 同法の規制は飛行場から離れるほど制限高が増す仕組み。制限が最も低い滑走路延長上の一帯を、支障木を伐採後に、リンドウやツツジなどの草木や中低木に植え替え、野草園のような「草原」区域に再形成する。 逆に、滑走路から離れた高い制限の区域は、樹高が伸びる針葉樹を伐採し20メートル以内のナナカマドなど広葉樹に更新する。この「広葉樹の森」と「草原」との中間部分は、幹を切断しても芽が出る広葉樹の特性(萌芽更新)を生かし、カシワなど既存の広葉樹は一部伐採、植え替えも行い、市民が気軽に楽しめる「里山林」を造成する。 伐採した樹木は売却して整備費に充てるほか、バイオマス燃料や小屋、園路の材料に使用。駐車場やあずまやを新たに整備し、市民の利用促進を図る。エゾリスやモモンガなどへの影響を最小限に抑え、小動物の移動空間の確保といった自然環境への配慮も盛り込んだ。 <「帯広の森」航空法抵触問題>陸上自衛隊帯広駐屯地・十勝飛行場周辺の帯広の森の一部(約50ヘクタール、樹木1571本)を含む市有地の樹木2196本が、航空法の高さ制限を超えているとして、駐屯地が市に2002年7月、昨年9月に撤去を要請。森づくりに市民延べ16万人が参加した経緯から、市民有識者の検討会を3月に発足して4回の会合で対応を協議してきた。 |
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