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10月14日(金)

生産情報公表JAS認定


乳用牛肥育で全国2例目



大野ファーム

 【芽室】農業生産法人、大野ファーム(芽室、大野泰裕代表)は乳用種肥育での生産情報公表JAS(日本農林規格)の認定を取得した。道内初、全国では2例目になるという。大野代表は「牛肉の安全・安心がより確かなものになる」と意気込んでいる。

認定証を手に安全・安心をPRする大野代表と同社JAS担当の藤澤卓也さん
 同社では出荷牛について「未来めむろうし」「十勝芽室産みらい牛」などのブランド化を進め、商品に添付した個体識別番号から生産履歴を同社ホームページ上で閲覧できる仕組みを確立している。今回の取得はこうした独自の取り組みに加え、第三者機関から「お墨付き」をもらうことで消費者の信頼感を高めるのが目的。

 認定取得に向けてほ育・育成、肥育農家により分散している履歴情報を、地元農家、JAめむろ、北海道畜産公社などの協力を得て収集した。電子情報で蓄積していた履歴情報を文書でも改めて記録し二重に保存するなど記録が消失しないように取り組んだ。認定基準を満たす改善を重ね、9月30日付で農林水産省指定機関「アイシーエス日本」から認定を受けた。

 15日に北海道畜産公社十勝工場で開かれる全道乳用種枝肉共進会で出品、セリにかける予定で、大野代表は「米国産牛肉の輸入解禁が迫るといわれ、安全・安心が消費者に求められる中、どのような(市場の)評価を受けるか興味深い」と期待を込めている。(田島工幸)

<生産情報公表JAS規格>BSE(牛海綿状脳症)や食品偽装表示問題による消費者の牛肉への不信感を取り除くため、JAS協会が2003年に導入した。生産履歴(生産者、品種、出荷日、飼料、医薬品使用状況など)情報について生産者団体が消費者に正確に伝えているかを第三者機関が認定することで食品の安全性を高める。消費者は個体識別番号からファクスなどで生産情報を入手できる。10月1日現在で生産事業者では20団体が認定を受けている。

 

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