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10月31日(日)

縄文土石器50点出土


チョマトー周辺再試掘



市教委 「調査の必要ある」

 帯広市の都市計画道路・玄武通(西15北1−4、541メートル)整備に伴い、3分の2が埋め立てられたアイヌ古戦場伝説の沼「チョマトー」付近で30日、縄文時代中期(4000−5000年前)のものとみられる土石器類計約50点が出土した。市教育委員会が、5月に続き調べたところ見つかった。出土数などの多さから、市教委では一帯を遺跡とみて、近く道教委に「文化財保護法に基づく発掘本調査に入る必要がある」と報告する。

出土した土石器類
 
 今回見つかったのは、調理か貯蔵に使われたとみられる土器のかけら(約10センチ四方)20点ほどと、長さ数ミリ−8センチの石器約30点。石器は黒曜石で、やじりなどを作る際に出たかけらとみられる。いずれも、沼南側北門神社境内の道路整備予定地で、1メートル四方、深さ50−60センチの穴を掘ったところ出土した。現場から南に約30メートル離れた地点で、5月に出土したやじりなど7点(縄文時代終わりごろ、2000−3000年前)とは、年代が異なる。川辺の小高い丘陵地など道内でよく見られるものという。

 市教委によると、調査を行うかは道教委の判断といい、必要性が認められれば、来年4月以降に行う見通しだ。

 帯広百年記念館の山原敏朗学芸員は「集落の有無は、本調査をしてみないと分からない。出土数、個所が多く、周辺全体に遺物が広がっている可能性がある」とし、「(道路)工事の前に、記録保存するための発掘調査をする必要がある」と話している。(深田隆弘)


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