news

4月30日(金)

樹木や枝も有料化


市のごみ収集



ボランティア収集は無料

 帯広市は10月からの家庭ごみ収集有料化で、清掃ボランティアが集めたごみを無料とする一方、各戸から出る不要樹木やせんてい枝などは有料にする。「財政問題や、ごみ減量化を促し排出量に応じた費用を負担してもらうとの観点で、不要樹木などの有料化を判断した」(緑化環境部)と説明するが、市民の一部からは「家庭での植樹は緑化運動の一環として進めている部分もあるのに」と不満の声も出ている。(深田隆弘)

「緑化に矛盾」と不満も

 市は燃やすごみ、燃やさないごみ、大型ごみの収集運搬手数料を徴収する。燃やすごみ、燃やさないごみは指定袋(10−40リットル入りの4種類、1枚30−120円)を使うか処理券(120円)をごみに張って排出する。大型ごみには1個(組)600円の処理券を張って出すことになる。

 市では家庭から出される樹木や枝なども燃やすごみとして有料化する。指定袋に入らないものには、40リットル相当120円の処理券が必要。市は「費用負担は他のごみも含め1人当たり月額180円程度で、民間で進める緑化を妨げない」とする。その上で「1956−70年まで全国他都市同様、ごみ収集は有料だった。ごみは排出者が責任を持つもので、落ち葉などはたい肥にし土に返すことを考えてほしい」と理解を求める。

 清掃ボランティアが集めるごみは無料。市は「ボランティアが捨てたごみではない。有料化は奉仕意欲を阻害する」と説明する。市などのボランティア制度「エコフレンズ」「クリーン・キャンバス21」参加者、町内会での作業参加者らを対象に想定している。市は「ボランティア活動実態の有無については、町内会と連携して把握に努め、(無料施策を悪用するなど)実態に疑問があれば調査する」と話している。

 


このニュースの著作権は十勝毎日新聞社に属します。