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2月29日(日)

「第五旅団」へ決意新た


半世紀の活動振り返る



第五師団改編行事

 陸上自衛隊第五師団(山下輝男師団長)の旅団化に伴う改編行事が29日午前10時半から、同師団内で行われた。記念碑除幕式、記念式典が順に開かれ、1954年の第五管区隊編成(師団の前身)以来、半世紀に及ぶ歴史を刻んだ同師団の活動を振り返り、新生「第五旅団」への決意を新たにした。(道下恵次、山下僚)

 同師団は1954年に第五管区隊として編成し、62年に師団へ新編。道東域の十勝、釧路、根室の3支庁と網走支庁南半分の5市44町村を警備地区として管轄した。地域安全に力を尽くすとともに災害時の派遣活動にも協力。また、国内の主力部隊としてPKOやイラク派遣にも参加した。

 この日は初めに、帯広駐屯地敷地内に建立された記念碑の除幕式が行われた。同碑は隊友会道東連合会など協力8団体により建立。代表あいさつで塚野英吉同会会長は「道東住民の期待に応える精強師団として発展し、民生協力や世界平和にも寄与してきた。約半世紀の伝統と栄光をとどめたい」と建立の意義を示し、関係代表者が除幕。「第五師団之碑」との山下師団長直筆の記念碑が姿を現した。

 引き続き、体育館での記念式典には隊員約1000人、来賓250人が出席。山下師団長は「旅団への改編は防衛政策上の既定方針とはいえ、一抹(まつ)の寂しさを禁じえない。自衛隊をめぐる環境は激変しつつあるが、与えられた任務を完遂するとともに地域との共存共栄を念頭に第五旅団も信頼を厚くすべく精進する」と謝辞を述べた。

 続いて近藤光雄十勝支庁長、砂川敏文帯広市長、西佐古求東北海道自衛隊協力会連合会副会長が祝辞を述べたほか、スライドで各隊の活動を振り返り、3月末に歴史を閉じて旅団に生まれ変わる決意を新たにした。


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