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10月18日(土)

鈴木前議員は不出馬

胃がん手術で断念


衆院選
次々回で政界復帰目指す

 【釧路】受託収賄罪などに問われ公判中の前衆院議員、鈴木宗男被告(55)は18日午後3時半すぎ、釧路市内の全日空ホテルで記者会見し、衆院選(28日公示、11月9日投票)に出馬しないと表明した。

涙を浮かべながら出馬断念を表明した鈴木前議員(18日午後4時5分、釧路市内で)
 鈴木前議員は「胃がんの告知を受けた。手術療養するため出馬を断念した」と語った。会見には足寄町出身の盟友で歌手の松山千春氏が同席。同日午後同ホテルで開いた後援会役員会で出馬断念を確認したことを明らかにした。

 鈴木前議員は目に涙を浮かべながら「2001年8月以来、丸2年人間ドックを受けていなかったため、9月24、25の両日ドックに入った。10月3日に結果が判明し(医師から胃がんの)告知を受けた。もう一度、調べてもらうために、もう1カ所別の病院に行き、10月7日、検査を受けたところ同じ結果だった」と説明した。

 その上で鈴木前議員は「私自身、直前まで(選挙に)出馬させていただきたい思いだったが、後援会の判断にゆだねたいと今日きちんと事情を説明した。後援会は病気を治すまで、体を休めるべきだとの結論となった。私は後援会の総意に従う」と語った。

 次々回の衆院選で政界復帰を目指す意向を示した。

 <略歴>1948年、足寄町出身。足寄高、拓殖大政経学部卒。同大在学中の69年に故中川一郎衆院議員の秘書となり、83年に旧道5区から出馬し衆院議員初当選。防衛政務次官、外務政務次官などを歴任し、97年に国務大臣北海道・沖縄開発庁長官、翌年に内閣官房副長官、02年に議運委員長を務めた。2000年に執行された前回衆院選まで6期連続当選。昨年3月、一連の疑惑を受け自民党を離党。同6月、受託収賄容疑などで東京地検に逮捕、起訴され、東京留置所に衆院議員としては戦後最長の437日間拘置された。8月に保釈後、地元での活動を再開、衆院選出馬を探っていた。


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