| 公共事業削減
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数字以上に業界危機感
目玉事業がない
「公共事業削減が新年度予算に表れているが、1割カットはすべての分野にまんべんなくということではない。限られた予算は重点分野に回っていくため、ほかの分野の減少額はさらに拡大する。十勝は目玉事業がすべてめどが付いてしまっている。その2つの要素が連鎖してしまえば、受ける影響はさらに大きくなる」
協力体制が不可欠
新たな産業興しに向け、歩みは続けられている。関係者は「各業界は横の連携に弱い」と口にしてきたが、1997年に発足した十勝圏産業クラスター研究会は、99年に研究推進会議へと発展。十勝の一次産業と二次産業をつなぐ道を探り、シーズ(産業の芽)の発掘に力を入れる。 農産物やその過程で発生する生成物を生かした商品の案は、少なからずある。しかし、実用化には販路の確保やコストダウンなど、解決しなければならない課題が多く、商品化までには至っていないのが現状。問題解決のため、関係企業だけではなく、農業者も含めより多くの輪の広がり、協力体制が不可欠となっている。
「行動しなければ」
「私は帯広生まれ。活気を失っていく故郷の姿は見たくない」。帯広畜産大学名誉教授、産業クラスター研究所所長などとして新産業創出に尽力してきた美濃羊輔氏は語る。「厳しく現状を分析し、追い込まれた意識を持たなければならない。新産業に乗るか乗らないかの議論では遅い。行動しなければ」と強調する。
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