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10月31日(木)

小麦収穫量過去最高に

2年連続記録更新




21%増26万4千600トン
 十勝管内の小麦収穫量が今年、26万4600トンに達し、2年連続で過去最高を更新したことが31日までに、農水省帯広情報統計事務所の調べで分かった。作付面積が最も多かった上、天候などの生育条件に恵まれ、反収(10アール当たり収量)も597キロで史上最高を記録した。主力品種のホクシンは、全国的に“供給過剰”の状態だけに、国内最大の産地・十勝は今後、より一層の品質向上や多用途での利活用策が求められそうだ。(高久佳也)

反収も史上最高
 収穫量は昨年より4万6100トン(21%)増えた。反収は昨年を18%上回り、これまでの記録だった516キロ(1998年)を大きく超えた。作況指数は130で、1979年の149に次ぐ驚異的な数字となった。作付面積は昨年より900ヘクタール増え4万4300ヘクタール。

 品質面も「昨年みられた未熟粒が少なかった」(同事務所)。食糧事務所の検定結果をみても、十勝は9割台後半の高い1等比率で推移している。

 道内全体の作柄は「良」(作況指数113)で、収穫量は50万4800トン。これに伴い、十勝の道内シェアは52・4%と前年を1ポイント下回った。全国での十勝のシェアは32%。

 今季の生育状況について、同事務所では「特に登熟期の気象条件が小麦に適していたことが収量増につながったのではないか」と総括。病害の発生も少なかった。

 ホクシンはここ数年、生産サイドの販売希望量が製粉業界など実需者のニーズを上回る状態が続き、作付面積を抑制するムードが強い。十勝の農業粗生産額の10%強を占める主力作物だけに、関係者の間では品質面での改良に加え、うどんなどめん用以外での活用法といった対策の必要性が指摘されている。


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