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8月31日(土) |
最新技術で低コスト生産へ |
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放牧の肉牛GPSで位置監視
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家畜改良センター十勝牧場 実証施設を整備 来年度から本格的研究 飼養頭数も3倍に 【音更】独立行政法人・家畜改良センター十勝牧場(音更町駒場、藤岡豊陽場長)は今年度、肉用牛の低コスト生産に向けた実証施設を整備する。全地球測位システム(GPS)や無線通信などの技術や最新の家畜管理方式を導入し、放牧を取り入れた肉牛の効率的な生産システムを開発、実証する計画。同牧場での飼養頭数も10年後をめどに、現在の約3倍の約2000頭に増やす構想もある。(高久佳也)
黒毛和種などの素牛生産に放牧を取り入れるのが特徴。効率的な牛群管理を目指し、GPSで放牧牛の位置を監視するシステムの実証に取り組む。牛の首輪に小型発信器をつけ、牛の位置を常に確認できるシステムで、放牧地の範囲を出てしまったら警報が出る装置や逃げてしまった牛がどの方向にいったかを探す機器も試す。「将来的には体温や呼吸センサーをつけ、牛の様子をモニタリングすることや牛の行動研究にも活用できるだろう」と山内健治種畜第2課長。 また、省力化技術として十勝でも普及しつつある自動ほ乳器を装備した牛舎を100頭規模で建設。一連の実証研究に向け、繁殖、育成牛舎や放牧地も整備する。 山内課長は「放牧技術をマニュアルにまとめていく一方、肥育素牛も今以上に地元に供給していきたい」と話す。同牧場では現在、600−700頭の肉用牛を飼養しているが、放牧地や牛舎といった関連施設が整い次第、順次飼養頭数を増やし、10−15年後には2000頭規模にまで増やす考え。特に、需要の多い黒毛和種は現在の300頭を1400頭に増やす計画で、「種畜や肥育素牛の供給で地元のニーズに応えられる体制を作っていく」としている。
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