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6月21日(金)

裏口座入金、受領の1時間以内

鈴木容疑者政策秘書が処理

わいろの500万円銀行記録で判明
 衆院議員鈴木宗男容疑者(54)によるあっせん収賄事件で、鈴木容疑者側の裏金受け皿団体の口座にわいろと同額の現金500万円が入金されていたのは、わいろ受領から1時間以内だったことが21日、関係者の話で分かった。銀行の口座記録に入金時間が残されていたことから判明した。現金の受け取り直後に、裏口座が開設された事務所近くの銀行支店に入金されたとみられる。

 鈴木容疑者は調べに対し、「受け取ったのは400万円だけで、政治資金として適正に処理した」などと容疑を否認しているとみられるが、実際は500万円全額を受け取り、裏金に回していた疑いがさらに強まった。東京地検特捜部は現金を処理した政策秘書をあっせん収賄事件の共犯として立件する方針で、事情を聴くなど、入金の詳しい経緯を調べている。

 関係者によると、わいろ受領と同日、鈴木容疑者の裏金のプール先となっていた政治団体「北海道開発研究会」(開発研)の口座に現金500万円の入金があった。銀行の口座記録には入金の時間も残されるが、記録によると、現金が入金されたのはわいろ受け取りの1時間以内だったという。

 鈴木容疑者は、官房副長官室でわいろの受け取りを了承。現金は議員会館の事務所に届けられ、政策秘書が処理していた。開発研の口座は議員会館近くの都市銀行支店に開設され、政策秘書らが管理していた。500万円は受領直後に、同支店で秘書が入金したとみられる。

 8月4日以前の数日間には、500万円に該当するような鈴木容疑者への献金はほかになかったとされる。


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