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5月12日(日)

音別の牛BSE感染

国内4頭目の確認

また96年春産
 厚生労働省が実施しているBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)の全頭検査で11日、釧路管内音別町の廃用乳牛1頭がBSEに感染していることが確認された。国内での感染牛の確認は昨年11月30日以来約5カ月半ぶりで、4頭目。13日午後に開かれる同省の専門家会議(座長・品川森一帯広畜産大教授)による最終的な確定診断を経て、BSEと断定される見込み。この牛は焼却処分される。(3面に関連記事)

 国内ではこれまでに千葉県白井市と宗谷管内猿払村、群馬県宮城村で乳牛のBSE感染牛が確認されている。昨年10月18日から全国一斉に始まった全頭検査で感染が確認されたのは今回で3頭目。農水省は感染源の特定に乗り出した。

 感染が判明した乳牛は今月10日、音別町の酪農家から釧路市内の食肉処理場に運び込まれ、解体された6歳1カ月のホルスタイン種の雌牛。同日釧路保健所で実施された一次検査で疑陽性となった。このため、11日朝から帯広畜産大で、一次検査より精度の高い「ウエスタンブロット法」による確認検査と免疫組織化学検査を行った結果、同日夜、陽性(クロ)とされた。

 この酪農家では、約50頭の乳牛を飼っており、この日処理場に搬入したのは今回の感染牛1頭だけだった。この牛は7日から、左前脚が神経まひによる歩行困難な状態で、生体検査で「病畜」と診断されていたという。

 一方、これまでBSEと確認された4頭は、いずれも1996年3月末から4月初めに生まれていたことが分かった。感染源は4頭とも特定されておらず、厚労省の高谷幸監視安全課長は「何かしらの共通事項はあるのだろう。農水省にきちんと調査してもらわないといけない」と述べた。


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