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10月31日(水)

国際理解教育支援策を充実

総合的な学習開始でJICA帯広

海外の研修員
平日にも学習訪問
要望増加 年40件目標に対応へ

 来年度から総合的な学習の時間がスタートするのを前に、国際協力事業団(JICA)北海道国際センター帯広(HICO、山田保所長)は、学校が実施する国際理解教育(開発教育支援)の支援策を充実する。研修員が従来行ってきた学校訪問や教育機関への資料提供、広報などの強化が柱。来年度は完全週休2日制がスタートして土曜日の学校訪問が不可能になるため、今年度後半から試行的に訪問日を平日の研修コースに組み込み、計画的に対応していく。(岩谷真宏)

 JICAは国際理解を深めてもらおうと、研修員のほか職員、青年海外協力隊OB・OGを、小中高校などに派遣。HICOでは、北方圏センター帯広国際センターが窓口となり、教育機関からの申し出に応じて研修員を派遣してきた。

 最近は、総合的な学習の時間への対応が各校で進んでいることやHICOの認知が深まったことで「交流したいという問い合わせが増えている」(寺西義英HICO業務課長)という。これまで、平日は研修日程があるため、週末を利用した福利厚生事業の一環で学校を訪問。昨年度は研修員の学校などへの訪問は23件だったが、今年度はこれまでに13件、今後も17件が予定されている。

 ただ、来年度は完全週休2日制がスタートし、訪問機会の確保が課題。HICOは「生徒たちはもちろん、研修員にとっても日本の教育の現場を知ることは実りがある」として、平日の学校訪問を研修コースに初めから組み込み訪問日を確保できるよう、9月以降受け入れの研修コースで試行している。

 コースは事前に作成するため、HICOは、十勝教育局などと協議し、訪問要望をとりまとめて年間計画を作成。年間平均20コースを受け入れていることから、各コース2回程度、年間計40件訪問を目標にしている。寺西課長は「研修員で対応できない部分も、職員らの出前講座、視聴覚教材の貸し出し強化で対応したい」と話している。


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