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5月31日(木)

サホロリゾート加森観光が買収

金額は10億円程度

西洋環境開発あす譲渡
雇用、債務引き継ぐ

 【新得、札幌】昨年七月、親会社・西洋環境開発(本社東京)の特別清算に伴い、営業譲渡先を検討してきた「サホロリゾート」は三十一日までに、運営委託先の加森観光(本社札幌、加森公人社長)に買収されることになった。六月一日に営業権を譲渡し、特別清算後、同リゾートを運営している加森観光の子会社サホロマネージメント(本社札幌、加森公継社長)が株式を取得する見通しだ。(道下恵次、坂本洋子)




加森観光が買収することになったサホロリゾート
 セゾングループの不動産デベロッパーである西洋環境開発が地中海クラブ(本部パリ)と共同で開発したサホロリゾートは、同社の主要プロジェクト。西洋環境開発が多額の負債を抱え、昨年七月に会社の特別清算に入ったが、債権処理のため、同リゾートを存続させ営業権を譲渡することで相手先を探していた。

 加森観光は九九年八月に同リゾートと全面的に業務提携を結び、サホロマネージメントによって同リゾートを運営していた。

 買収金額はおよそ十億円。営業権は六月一日に譲渡され、ゴルフ場会員の預託金や取引業者との債務はそのまま引き継ぐ。サホロリゾートの土地や施設は西洋環境開発、狩勝高原開発、鎌倉西洋、サホロリゾートの四社が所有しているが、今後は民事再生法などの法的手続きも視野に入れて整理していく見通しだ。

 加森公人社長によると、サホロマネージメントが株式を取得し営業していく方針で、約百五十人の従業員は全面運営委託の時点でサホロマネージメントに移籍しており、そのまま雇用を継続する。

 昨年七月、西洋環境開発の特別清算が明らかになって以来、譲渡先の選定が難航していたサホロリゾートだが、最終的に加森観光が買収することになり、新たなスタートを切る。加森観光はルスツ、トマム、登別マリンパークニクスに続いて道内の主要リゾートであるサホロリゾートも手中に収めることになる。


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