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環境と調和する川づくり(4) 住民1人のごみ拾いが原点 |
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活発な保全や親水活動 コンクリート護岸のない昔ながらの姿を今に残す帯広市大正町の札内川支流ヌップク川。この延長約十七キロ、幅約十メートルの小河川は、地域自らが十四年前に立ち上げた組織「ヌップク川をきれいにする会」により、保全や親水活動が活発に展開されている。そのきっかけは、住民がたった一人で始めたごみ拾いだった。
清掃活動を始めてすぐ、同調して活動をともにする仲間、現副会長の類家惇夫さん(57)が現れた。「二人で何カ月も自分の仕事を放り出して清掃に明け暮れた」(芹沢さん)。川からは空き缶から漬物だる、古タイヤ、さらには自転車までもがすくい上げられた。
九〇年ごろには、きれいになったヌップク川の景観を売りにした宅地分譲が行われるようになり、地域には管内から道外に至るまで多種多様な住民が移住。そんな中、九四年には川をめぐり新たな問題が出てきた。水産庁さけ・ますふ化場十勝支場(現さけ・ます資源管理センター十勝支所)のふ化事業部門移転による、取水用えん堤の撤去だ。
道と管理に関する協定書を締結した市では、実際の管理を地域に要請。これに対して保存に動いた住民の間では、組織化の話も出た。しかし「(きれいにする会という)既存組織があるのなら合流して取り組もうという話になった」と白田さんは説明する。
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