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8月31日(木) |
でんぷん廃液たい肥化へ |
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道、中札内の南工連工場で検討
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還元システム構築 2003年度の施設完成目指す 【政経部=能勢雄太郎】道は南十勝地区をエリアに、でんぷん工場から出る廃液のリサイクル施設の建設を検討している。中札内村にある南十勝農産加工農協連合会(南工連)のでんぷん工場が対象で、廃液を水分調整した上でたい肥化し、農地に還元するシステムを構築する。国の補助事業を導入し、来年度からのプロジェクト化を目指す。でんぷん廃液の適正処理は長年の課題で、土づくりと組み合わせた取り組みは注目を集めそうだ。 南工連は六市町村(帯広、中札内、更別、忠類、大樹、広尾)から十三万トン前後の原料イモを受け入れており、工場規模では管内最大。廃液量も一日当たり九百トンと多い。現在は一時貯留した上で近隣の畑に散布しているが、カリ濃度の高さや悪臭が問題点とされていた。 道が南十勝地区で導入を検討しているのは、農水省が今年度制度化した「地域資源循環管理事業」(五〇%補助)。農産物加工場の廃棄物、ほ場の残さ物(稲わら等)をたい肥化し畑地還元を進めるのが目的で、今年度、後志管内のでんぷん工場エリアで初めて適用されている。 南十勝地区で考えられているリサイクル施設は、水分調整施設(廃液の水分含有量を八〇%までに低下)とたい肥製造施設で構成。でんぷん工場近辺に建設し、南工連のエリア内のJA、自治体で構成する協議会が、製造される有機肥料の畑地還元システムの確立に取り組むという。 現在、十勝支庁農業振興部が事業化の是非について調査を進めており、早ければ来年度の着工、二〇〇三年度の完成を目指す。 同部では「でんぷん廃液の適正処理は大きな課題で、たい肥化施設に対する地域要望は強い。巨額の事業となるため流動的要素も多いが、管理・運営面も含め早急に計画を詰めたい」(計画課)と話している。
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