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【十勝へのメッセージ-企業トップに聞く-】アサヒビール 門田高明北海道統括本部長

  • 2017年9月1日 11時57分



スーパードライ30周年の限定展開
余市発の道産ワインを計画

 アサヒビールは今年、主力商品の「スーパードライ」が発売30周年を迎えた。「国内酒類のリーディングカンパニーを目指す」とした事業方針を掲げ、道内でも「飲用機会」と「飲用の場」を創出するさまざまな事業を展開している。門田高明北海道統括本部長(54)に道内事業展開や十勝の印象などについて聞いた。
(聞き手・札幌支社長 河尻有功)

<もんでん・たかあき>
 1963年札幌市生まれ。青山学院大卒。87年にアサヒビールに入社。横浜統括支社厚木支店長、福岡統括支社福岡支店長、同支社長などを歴任し2017年3月から現職。

酒類需要は伸び
 -最近の業界動向は。
 ビール需要は、ここ数年減少傾向にあるが、焼酎やワイン、ハイボールといった需要が多くなり、全体の酒類需要は広がっている印象だ。高齢化や人口減少で「胃袋」が減っているものの、選択肢が増えているという点では、まだまだ、需要を喚起することができるのではないかと考えている。

 -スーパードライの売れ行きはなお伸びているようだが。
 今までもスーパードライが中心だったが、30周年を迎えたこともあって春先からスペシャルパッケージの缶、期間限定の「瞬冷辛口」、ギフト用の「ジャパンスペシャル」などを展開している。限定品の展開では、味を訴求して価値のあるものにしていかないと受け入れてもらえない。おかげさまで瞬冷辛口は若いお客さま方に受けている。

世界で「ニッカ」評価
 -ウイスキー部門では、「ニッカカフェモルト」が世界的な評価を受けた。

 「ニッカカフェモルト」が世界的な酒類品評会「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ2017」のグレーンウイスキー部門で最高賞トロフィーを受賞した。ニッカブランドがトロフィーを受賞するのは09年、15年に次いで3度目となる。ニッカウヰスキーのウイスキー造りが世界レベルで認められた証しであり、大変うれしいことだ。

 -十勝の印象は。
 食料自給率1100%を誇る食の宝庫であり、日本の食料基地でもある。観光では日本の中でも珍しいガーデン街道があり、8つのうち5つが十勝だ。先日も見に行ったが「雄大」そのものの場所。夏もそれほど暑くなく、長期滞在も多いと聞いている。温泉もあり、食もいいので、国内外の富裕層を取り込める、今後期待できるエリアだと思う。

 「フードバレーとかち」という、国内外への発信は素晴らしい取り組みだと思う。地域が潤えば活性化につながる。

 -今後の展開は。
 後志管内余市町にブドウ畑を購入。北海道には既に札幌市白石区にビール工場、余市町にウイスキー工場もあり、今度はワインのブドウ栽培にも取り組むので道産メーカーとして一層かわいがってもらいたい。

十勝もっと発信を
 -十勝へのメッセージを。

 農業、酪農、漁業に頑張ってもらい、「十勝ブランド」を今以上に発信してもらいたい。十勝はチーズもソフトクリームも、何でもおいしい。北海道だけでなく、既に日本のブランドになっている。もっと外に十勝を発信し、いろいろな人が来るような地域に発展してほしい。そのためにも十勝ブランドをどんどん磨き上げてもらいたい。

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