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【十勝へのメッセージ-企業トップに聞く-】道銀の前副頭取から札幌ドームに 山川広行社長

  • 2017年8月4日 13時05分



日本ハムの行方見極め事業展望
十勝の食・経済、道内先導する力

 札幌市の第三セクター「札幌ドーム」の新社長に6月末、山川広行北海道銀行前副頭取(60)が就任した。プロ野球北海道日本ハムファイターズの本拠地移転問題で揺れる札幌ドーム。今後の事業展開にどう手腕を発揮するか注目される。道銀時代は帯広支店長も務めた山川新社長に、これからの展望や十勝の思い出などを聞いた。(聞き手・札幌支社長 河尻有功)

<やまかわ・ひろゆき>
 1956年旭川市生まれ。北海道大卒。79年に道銀に入行し、2005年から4年間、執行役員地区営業担当兼帯広支店長を務め、専務執行役員本店営業部本店長、取締役副頭取を歴任。今年6月に退任し現職。

 -社長に就任した経緯を。
 秋元克広札幌市長から笹原晶博道銀頭取に札幌ドーム社長の選定で相談が持ち掛けられ、頭取の方から私に声掛けがあったというのが経緯。中学、高校、大学で野球をやっていたこともあり、野球場のある所で働けることはうれしいことだったので即答した。銀行とはまったくかけ離れた仕事だが、スポーツに関われるということで了承した。
移転まで可能性探る

移転まで可能性探る
 -新社長としての抱負は。
 ファイターズの移転問題が最も課題だと思うが、その結果によってわれわれの対応も変わってくる。結果を見てからさまざまな考え方を共有し、動いていかなければならないと思っている。

 ファイターズはボールパーク構想を発表し、来年3月には方向性が出る見通しだ。一番いいのは札幌ドームに残ってもらうことだが、発表されたあの巨大なボールパークはここではできないだろう。ファイターズがどのような結論を出すのか。方向性を見た上でこちらも対応していきたい。

 -今後の事業展望は。
 札幌ドームは野球、サッカー、コンサートが事業の3本柱。仮にファイターズが移転を決めたとしても建設までの期間は使ってもらえるので、その間にどんな事業の方向性を見いだすかだ。他球団の試合や、これまで以上にコンサートやサッカーを増やすなどさまざまな可能性を検討していきたい。
十勝も会場活用を

十勝も会場活用を
 -道銀時代は帯広支店長も務められた。帯広の印象は。
 十勝は元気があり、自主性、独立性がある地域。まとまる団結力もあり、仲間を大事にする。仲間として認めてもらえれば、すごくいい地域だとの印象がある。農業基盤がしっかりしていることも大きい。今もなお生産高を伸ばしているのは本当にすごいことだ。

 食という点でも肉はおいしいし、海産物も豊富。バーベキュー文化もあり、青空の下でたくさんおいしいものを食べた。また、十勝ではワイン文化もあるようで、自分自身は十勝でワインを飲むことを覚えた。

 -十勝へのメッセージを。
 十勝は経済でも食でも全道を引っ張っていく力があると思う。ぜひ、アピールしてもらいたいし、そんな時に札幌ドームを使ってもらい、「大十勝展」などのイベントも開催してもらいたい。また十勝出身のスター歌手も多いでしょう。そうした方々が一堂に会するイベントを札幌ドームでやってもらえたらうれしい。サッカーでは十勝FCのJリーグ参入を目指す動きがあるようなので、ぜひドームを使ってもらいたい。

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