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【若林聖子の遊楽ナビ】ライフ編:塾運営 浦幌出身小野木さん

  • 2017年4月21日 12時52分

子どもの学びは失敗から
 新年度がスタートし、勉強へのやる気に満ちあふれているお子さまも多いのでは? そんな時、親はどのように接するのがいいのでしょうか。今回は、札幌市内で個別指導スクールIEを運営する、浦幌町出身の小野木崇室長(48)にお話を伺います。それぞれのご家庭で実践できることがあるかもしれません。

「親が先回りして答えを言ってしまわないことが大切」と話す小野木さん

 -小野木さんが教育の世界に入ったきっかけは。
 浦幌町出身(浦幌吉野小=当時=、浦幌中、池田高)で、18歳のとき大学進学のため札幌に来ました。大学では、教育ではなく経営学を専攻していました。最初の就職先もホテル業界で、まったく違う世界。でも、当時からスキューバダイビングの講師をしたり就職先では教育担当だったり、人に何かを教えていましたね。

 教育に携わりたいという思いが強くなり、2009年に開校しました。現在は小学1年生から高校既卒まで50人以上の生徒が学んでいます。

 -新学期がスタートしましたが、この時期の注意点などを。
 この時期は、周囲につられて「勉強しなければ!」というスイッチが入る子が多いかもしれません。

 私からのアドバイスは「親がすぐに答えを示さないこと」。子どもと一緒に勉強をしていると、つい親が先回りして答えをすぐに出したくなりますが、果たして本当にそれがその子のためになるのか。まず、どこまで理解してどこから理解していないのかを確認するのもポイントです。

 そこから子ども自身が調べて考えて、失敗して…。その失敗から学び、答えを導き出す達成感を味わってほしいと思います。親には「答えをすぐに出さない」という我慢も必要です。

教室内は自習スペースのほか、個別指導しやすい環境になっている

 -親にとってはなかなか根気のいる作業ですね。
 私も2児の父なので、我慢することの大変さはよく分かります。最近の子の特徴として、インターネットで検索して答えを出してしまいがち。便利な世の中ですが、それに頼り過ぎず自分なりの調べ方などを身に付けて、将来は社会で強く生きていってほしいですね。

 -十勝出身で良かったと思うことは。
 当時は、地元にはなにもなかったですからね。だからこそ、そこから自分たちで面白い遊びを見つけた。それこそが「考える力」につながっていたのかなと思います。

 十勝は教育に熱心な地域ですが、帯広と、そこから離れた地域の学力格差も否めない。帯広まで塾に通えないという子どもたちも、地元の高校で、志高くしっかりと学んでほしいです。

 -最後に一言。
 今後は英語には特に力を入れていくべきだと思います。TPP(環太平洋連携協定)やオリンピックなど、十勝に住んでいて英語を話せると、今後チャンスが大いに広がる可能性があると思う。グローバル化の波が押し寄せる今だからこそ、ぜひとも励んでほしいですね。

 今後も、子どもたち一人ひとりに合わせたアプローチでやる気を引き出し、「自分力」を磨くためのお手伝いをしていきます。

<個別指導スクールIE 札幌桑園校>
 中央区北4西15・山京ガーデンハイツ西15・1階(電話)011・632・7899。午後1時~同9時。日曜、祝日休み。JR桑園駅、市営地下鉄東西線西18丁目駅から徒歩7分。


<わかばやし・せいこ>
 札幌を中心にフリーでキャスター、ライターなど幅広く活躍。札幌シティガイド、北海道フードマイスター、ジュニア野菜ソムリエの資格も有し、札幌の観光やグルメ事情に詳しい。

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