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【若林聖子の遊楽ナビ】エンタメ編:お天気キャスター菅井貴子さんインタビュー

  • 2015年12月25日 13時00分

「日本全国北から南まで、気候も習慣も違って驚きの連続」と語る菅井さん

 今冬は雪の少ない札幌。十勝はいかがですか? 2015年最後の遊楽ナビは、UHBテレビでもおなじみ、お天気キャスターの菅井貴子さんにインタビュー。この冬の天気傾向や、十勝晴れについて解説してもらいました。皆さまにとって新年が晴れやかなものになりますように。

十勝は暖冬傾向 どか雪に注意

 -いつも穏やかな口調で的確にお天気を伝える菅井さんですが、ご出身は道外なんですね。
 大好きな北海道に来て11年になります。横浜出身なので、当初は雪が降るとテンションが上がってしまって。ニュースでも冬に「洗濯日和です」とか「タイヤにはチェーンを」とか、失敗も多々ありました。

予想は必死、毎日が勝負

 -日頃の天気予報にはさまざまな苦労があると思いますが。
 冬の雪予想は本当に難しいんです。雨の予報とは違い、雪雲、風向きや強さ、気温と、すべてに左右されるので。番組のお天気チームで「○センチ」と降雪の予想をするのですが、いつも必死で、毎日が勝負。お天気マークやコーナーの中だけでは伝えられないことがたくさんあるので、直接私に聞いてほしいくらいです。

 -さて、この時期によく見られる「冬の十勝晴れ」とはどんな現象ですか。
 西から雪雲がやって来ても、日高山脈が大きいのですべて雪雲をせき止めてくれる。そのため、乾いた空気だけが流れ込んで澄み渡った「十勝晴れ」が見られるわけです。気温が低いので空気中の水分が少ないことも要因の一つ。十勝は日照時間が年間2000時間を超えていて、全国的にも日照時間に恵まれている地域なんですよね。

JR札幌駅前からのお天気コーナーでは、「週末のポイント」など的確な情報をお茶の間に届ける

 -なるほど、だから農業にも適しているんですね。さて、今年の札幌は雪が少ないですが、十勝はいかがでしょう。
 実はここ12年間、十勝地方は根雪になる日が早まっています。暖冬傾向が強いほど、雪の積もり始めは早い。1カ月予想では気温が高めで、日本海側は雪が少なく太平洋側は多くなりそう。この紙面が出る25日ごろには低気圧が近づいて、どか雪にも注意が必要です。

 -最後に、菅井さんの今後の活動について聞かせてください。
 北海道で初めて降り立ったのは釧路だったのですが、空が広く澄みきっていて星もきれい。日本にこんな素晴らしいところがあるんだと、あのときの感動が忘れられません。同じ日や時間でこんなにも天気が違う「気候多様性」という地域性にも魅せられました。今後もこの地で活動していけたらと思っています。

<すがい・たかこ>
 横浜市生まれ。気象予報士、防災士、CFP(上級ファイナンシャル・プランナー)。明治大学理工学部数学科卒業後、数学教育のテレビ番組や各放送局で司会やレポーターなどを担当。2000年に気象キャスターに転身し、勤務地は首都圏をはじめ、南は熊本、北は北海道に及ぶ。05年に北海道に移住、「おはよう北海道」(NHK札幌放送局)などを経て、現在はUHB「みんなのテレビ」(毎週月~金曜、午後3時50分~同7時)のお天気コーナーで、札幌駅西口sapporo55ビル1階インナーガーデンから生放送を担当。また北海道大学大学院で、気象経済と地域活性化に関する論文で修士取得。

<わかばやし・せいこ>
 札幌を中心にフリーでキャスター、ライターなど幅広く活躍。札幌シティガイド、北海道フードマイスター、ジュニア野菜ソムリエの資格も有し、札幌の観光やグルメ事情に詳しい。

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18日の十勝の天気
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