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【若林聖子の遊楽ナビ】エンタメ編:映画「渇き。」 中島監督、役所さん、小松さんインタビュー

  • 2014年6月27日 13時08分

中島監督/映画館でこその興奮を
役所/人間ドラマ見て 小松/新しい映像表現

 「下妻物語」「告白」で知られる中島哲也監督の4年ぶりの最新作「渇き。」が27日、シネマ太陽帯広など各地の映画館で公開されました。第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した深町秋生のデビュー作「果てしなき渇き」の映画化。こんなに衝撃的な作品はありません! そして、終わった後にもう一度見たくなりました。中島監督、主演の役所広司さん、小松菜奈さんが来札した際、お話を聞きました。

札幌で映画「渇き。」への思いを語った役所さん、小松さん、中島監督(右から)

 -北海道、特に十勝の印象を聞かせてください。
 中島 今、この話をしながらも、この後、北海道のおいしい物を食べようかと思っています(笑)。おいしい物、いっぱいですよね。やっぱり、ウニを食べたいなぁ~。

 役所 北海道といえば、おいしい物。そして広い大地ももちろんですが、道民の心をつかんで離さない「大泉洋」! あとは「まりもっこり」ですね。

 小松 大自然が印象的です。モデルの仕事で北海道に来たときに、苦手だったイクラが食べられるようになりました。

正解は自分の中
 -原作は「果てしなき渇き」ですが、映画では「渇き。」この「。」の意味は?
 中島 DVDの鑑賞で済むものでなく、映画館ならではの興奮みたいなものを、映画を通して描きたかった。だから「。」の意味も自分で考えて、そして正解は自分の心の中に持ってほしい。公開後、劇場で悲鳴や叫び声が上がれば、すごくうれしいですね。

 -役所さんは、すごく凶暴な役ですね。
 役所 僕が演じる藤島は、言動は単純なのに心の中が非常に複雑という、とても難しい役でした。ろくでもない男ですけども、すごく人間としてのエネルギーに満ちています。監督と、「藤島とはどんな人間だろうか」と常に相談しながらやっていました。

 -小松さんは、今回の映画デビューはいかがでしたか?
 小松 こんな豪華な俳優さんや女優さんの中で演技するプレッシャーが、一番の大きな壁でした。加奈子は難しい役ではありますが、変に深く考え過ぎずに楽しく撮影できました。

最もひどい人間
 -見どころを教えてください。
 中島 主人公の藤島はろくでなしの父親で、暴力でしか人とつながれない。僕のこれまでの作品の登場人物の中で、最もひどい人間かもしれません。ですが、愛と憎しみというのは表裏一体で、とても近い存在なのかもしれない。

 父親である藤島と娘加奈子の物語ですから、親子の人間ドラマでありつつ、リアリティーを追求してアクション、CG、血のりに至るまで新技術を取り入れています。劇場スクリーンで、たっぷりとお楽しみください。

 役所 バイオレンスアクションです。若者から見た大人、大人から見た若者の世界が描かれているエンターテインメント作品でもあります。大いに興奮して、楽しんでいただけたら。一度では見きれないと思うので、人間ドラマとして何度でも見てほしいですね。

 小松 ジェットコースターのような、スリルとスピード感満点! 中島監督ならではの迫力ある新しい映像表現も、たくさん盛り込まれています。私と同世代の方々に、映画館で体感していただきたいです。

<わかばやし・せいこ>
 札幌を中心にフリーでキャスター、ライターなど幅広く活躍。札幌シティガイド、北海道フードマイスター、ジュニア野菜ソムリエの資格も有し、札幌の観光やグルメ事情に詳しい。

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