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【若林聖子の遊楽ナビ】ソチ五輪編:伊藤みどりさんインタビュー

  • 2014年2月7日 13時12分

勢いある羽生選手
プレッシャーかけすぎず力出し切って

 いよいよソチ五輪が開幕。皆さんはどの競技が気になりますか? フィギュアスケートという人も多いのではないでしょうか。華やかで美しいスケーターたちの戦いに心を奪われてしまいますよね。今回は「さっぽろ雪まつり」に合わせて来道したアルベールビル五輪(1992年)銀メダリストの伊藤みどりさんにソチ五輪の注目点などを聞きました。(聞き手・犬飼裕一、若林聖子)

「北海道の自然環境を利用して楽しくスケートを続けて」とメッセージを贈る伊藤さん

 -北海道とは縁があるそうですね。
 80年のNHK杯でのシニアデビューが札幌・真駒内。オープン参加でエキシビションに出させてもらい、北海道の人に覚えてもらった思い出の土地です。83、84年シーズンの世界ジュニアも真駒内で、引退後のアイスショーでは月寒体育館に来ていました。

 -いよいよソチ五輪が開幕します。注目は。
 フィギュアは団体戦が加わりました。成績が良ければ(日本の)メダルが増えますが、2つ出る人は団体と自分の個人戦、2つのモチベーションをつくり上げなければならない大変さがあります。世界で誰も経験していないことで注目しています。

 -フィギュアはメダル獲得への期待も高いですね。
 真央ちゃん(浅田真央選手)は「自分の集大成」と言っています。悔いの残らない集大成で最後を締めくくればいいな、と。男子の羽生(結弦)選手は19歳で若さや勢いがあります。秘めた力をどこで爆発できるか楽しみ。(ノルディックスキー・ジャンプの)葛西紀明選手は世界中で応援されています。競技で勝ったり負けたりは大事ですが、人間的に尊敬され、仲間に見守られながらアスリートであり続けるのは素晴らしいことです。

 -十勝にとって冬の五輪の持つ意味は特別です。
 金メダル候補の長島(圭一郎)選手のほか、高木姉妹(菜那選手、美帆選手)も今回お姉ちゃんが行くのはすごいこと。氷や雪に触れ合うことで体内に(宿る)秘めたもの、潜在能力につながるものができるのでは。それを磨き上げ、開花すると長島さんや高木さんのようなアスリートになるのでしょう。五輪では力を出し切ってほしいです。(一方で)自分の経験から言うと、必要以上に自分自身でプレッシャーをかけすぎないことがよいパフォーマンスにつながる秘訣(ひけつ)だと思います。

 -北海道・十勝の子供たちにメッセージを。
 雪や氷の自然環境を大いに利用し、楽しく続けていくことが大事です。続けていくことが全国や世界、大きな目標に一歩でも近づくことになります。「愛知県はなぜそんなにフィギュアが強いのか」とよく聞かれますが、身近に先輩であれば私がいて、指導者の山田満知子コーチがいて、真央ちゃんにつながっています。アスリートに触れ合える環境が続いていることが伝統(的な強さ)につながっていくのではないでしょうか。



雪まつり特設リンクで教室
 「伊藤みどりのスケートレッスンin J‥COMひろば」が5日、「第65回さっぽろ雪まつり」開催中の大通1丁目会場(中央区大通西1)特設屋外スケートリンクで開かれ、子供たちが伊藤さんと一緒に「特別レッスン」を楽しんだ。

 スケート教室は2回に分けて行われ、午後2時半からは4歳以上の未就学の子供たち20人が参加。最初はコーン標識を使い、よちよち歩きしていた子供たちも次第に慣れてきた様子で、教室終了前には伊藤さんと追いかけっこをして遊ぶ姿も見られた。終了後は全員で記念撮影を行った。リンクは11日までオープンしている。(犬飼裕一)

<わかばやし・せいこ>
 札幌を中心にフリーでキャスター、ライターなど幅広く活躍。札幌シティガイド、北海道フードマイスター、ジュニア野菜ソムリエの資格も有し、札幌の観光やグルメ事情に詳しい。

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