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特集

【元気“発信” とかちの企業】■76■長谷川産業 長谷川貫一社長

2010年09月03日 14時46分

長谷川貫一社長

生活様式含め提案
女性の視点重視 ネットに活路


 「サイバー(インターネット)で伸ばしていきたい。あと3年でリアル(実店舗)より売り上げを大きくしたい」

 優しい、かわいい、きれいをコンセプトに、家具やインテリア雑貨などを販売する長谷川産業の「スイートデコレーション」。人口減少による市場縮小や消費不振といった環境下で、長谷川貫一社長はインターネットショップ分野の可能性を語る。

家具やインテリア雑貨でライフスタイルを提案しているスイートデコレーションしらかば店

 スイートデコレーションは、「家具の長谷川」として道内トップクラスの売上高を誇る同社が、2003年から始めた新業態。ウイングベイ小樽に1店舗目をオープンし、現在は札幌をはじめ道内主要都市に12店を展開する。帯広でも06年に西21南3の店舗を改装し、「スイートデコレーションしらかば店」を開店した。

 女性を主なターゲットに、家具や生活雑貨を充実。リラクゼーション用品などの商品もそろえた。同じコンセプトのテーブルやいす、棚などを組み合わせた統一感のある展示方法が特徴。1つひとつの家具を売るというよりも「その家具がある生活」を提案している。

 既製品を仕入れてから組み合わせるのではなく、商品開発の段階から社員がかかわることで実現を可能に。特に女性社員の視点を重視している。8月1日からネットショップを立ち上げた。

 グループに通信、ソフト開発の企業を持つのが同社の強み。販売・顧客管理、在庫管理・発注システムなどを開発しており、店舗経営に生かしている。ネット販売を手掛ける企業は商品管理や物流を苦手とする面があり、同社のノウハウを反映させたシステムを開発。この分野で他社からの受託業務も伸ばしている。

 「ライフスタイルの形、ソリューションの形を売りたい」と長谷川社長。創業60周年の年に「家具を売る店」から着実に次のステップを踏み出している。(安田義教)

 <沿革>
1950年 現会長の長谷川晃三氏が家具販売店を創業
1953年 法人化し、社名を長谷川産業に
1995年 長谷川貫一氏が社長就任
2003年 ウイングベイ小樽にスイートデコレーション1号店を開店
2006年 スイートデコレーションしらかば店を開店
 <概要>
本 社 帯広市東2南6
資本金 2億7220万円
従業員 約700人(グループ全体)
売上高 190億円(2010年2月期)
関連会社 ワールドホーム、ライフサンソフト、長谷建、H・O・Cなど

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