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【美食ナビ-首都圏事情-】 夏の定番

2010年07月28日 10時01分

祭りとソーセージとビール
 夏祭りシーズンが到来し、東京の各地では毎週、太鼓など盆踊りの音色が聞こえる。浴衣や金魚すくいとともに連想されるのは、フランクフルトソーセージ。小さいころから、綿あめを差し置いてでもおねだりして買ってもらう大好物だった。その習慣は、大きくなっても変わらず、パーキングエリアに入るとつい購入してしまうほどだ。

 お祭りやドライブなどのイベントの際に食すB級グルメ的なフランクフルトも、その場の雰囲気で食べるには悪くない。とは言え、専門店やレストランで食べる手作りソーセージに勝るものはない。私にとっては垂涎(すいぜん)ものなのだ。

 八丁堀と京橋の間にある「ガール・ド・リヨン」は、手作りのソーセージを豪快に出してくれる大好きなお店の一つ。壁にはメニューが書かれた黒板が掛けられ、本が無造作に積み上げられている。壁を埋め尽くすように並ぶ空のワインボトルには、白いペンで値段が記されている。

 行ったことはないが、フランスのビストロをそのまま持ってきたような雰囲気が漂うイメージだ。ビストロとは、フランス語で居酒屋の意味で、料理はすべて豪快。山盛りになったポテトフライの上に、焼き色がついた自家製ソーセージとフライドエッグが乗って出てくる。プリプリで肉の味がしっかりしたソーセージに、赤ワインが進む。

 また、鎌倉の小町通りにあるソーセージ専門店「インビス」は、本格ドイツソーセージが食べられる。白ソーセージは、ハーブとレモンがほんのり香り、粒マスタードとよく合う。それをホットドッグにして食べながら、鎌倉の地ビールを飲みつつ、小町通りをそぞろ歩きするのがオツなのだ。

 十勝でもホコテンや七夕祭り、花火大会など、夏イベントが目白押しだ。そんな際には、ホエー豚の手作りソーセージと地ビールがあれば、最高だ。(十勝屋総支配人・林真由)

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