HOME 特集 【十勝で楽しむフットパス】 (上)新得・鉄道遺産に触れる
   |  twitter |

特集

【十勝で楽しむフットパス】 (上)新得・鉄道遺産に触れる

2010年07月01日 16時29分

 森林や田園地帯、古い街並みなどを歩く英国発祥の「フットパス」。十勝管内にも観光資源として設定されたコースがある。緑に埋もれる鉄道遺産に触れながら鉄路の跡をたどる新得の「狩勝ポッポの道」と、展望台からの雄大な景色や自然が楽しめる音更の十勝川温泉周辺のコースを紹介する。(文・平田幸嗣、写真・塩原真)
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 

列車が通っていたころは見通しが良かった線路周辺も今では木が生い茂っている

旧狩勝線 歩いて楽しむ
 車で新得側から狩勝峠を上り始めて少しして、左手に見えてくる狩勝高原園地の看板の所を曲がる。すぐに森の中に静かにたたずむ蒸気機関車(SL)とブルーの客車が目に入ってきた。NPO旧狩勝線を楽しむ会(竹田英一理事長)が旧駅舎を生かして運営するインフォメーションセンターとカフェの「新内駅」だ。昔は切り出した石や木材などがここで貨車に運び込まれるなどしてにぎわった。

 新得町内には幾つかのフットパスがある。6月中旬、SL広場(本町北5)から狩勝隧道(ずいどう)まで旧狩勝線跡に設けられたコース(約17キロ)のうち、新内駅から新内隧道までの約6キロを歩いた。

新内駅では9600型SLや寝台車が出迎えてくれる

 同会は車に乗りながら鉄道遺産ガイド(有料)をしているが、同会理事の増田秀則さんに頼んで、特別に歩きながら案内してもらった。コースはほとんどが鉄路跡。幅は乗用車1台分より少し広い程度。石が多く、線路下に敷かれていた石がそのままで、当時の面影を残す所もある。「列車が通っている当時は線路の周りは木がなかったんですよ」と増田さん。当時の写真には見通しの良い線路が写っていた。今は大木が成長、先は見えない。この辺りにはもちろんクマが生息している。クマよけも兼ね、増田さんと話をしながら新内隧道を目指した。

 ■新得町内のフットパス
(1)国道脇のSL広場(町本通北5)から狩勝トンネルまで約17キロの「旧狩勝線」
(2)新内駅からサホロ湖、ヨークシャーファームなどを巡り同駅まで周回できる「サホロ湖」(約15キロ)
(3)SL広場から新得山散策路を歩く「新得山」(約5キロ)の3コースある。新得農村ホリデー研究会が「フットパスコース&農村ホリデーガイド」を発行し、JR新得駅に隣接する観光案内所や町内の宿泊施設などに置いてある。問い合わせは新得町役場産業課商工観光係(0156−64−0522)へ。

6~12時 12~18時
13日の十勝の天気
最高気温
-2℃
最低気温
-15℃

十勝毎日新聞に掲載された全19市町村の話題や
お知らせなどを、地域の皆様や十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報としてお伝えします。

無料メール配信中     登録数6000 件突破

今、なぜ「かちまい」…
ご購読のお申し込み