特集
【美食ナビ-首都圏事情-】 納涼、激辛…“夏”を味わう
2010年06月27日 12時56分

だからこそありがたいのが、夏の冷たい食べ物。「冷やし中華始めました」の表示が、都心にいるとより一層ありがたく感じるわけだ。
北海道の居酒屋ではラーメンサラダが一年を通じてあり、盛岡では焼き肉の後に冷めんをすするだろう。けれど、汗をかいて体と胃袋が欲する冷たいめんは、この季節の楽しみなのだ。
最近のお気に入りは山形の冷やしラーメン。銀座の昭和通沿いにある、かわいらしい外観のカフェで提供しているラーメンは、スープの中に氷が入っている。氷といっても魚介系のスープを凍らせたもので、解けても薄まらないのがうれしい。あっさりとしながらも、煮干しと魚介のうま味がしっかり感じられて、めんと絡み合い、するするといただける。冷房の利いた店内で食べる冷たいめんは、納涼そのものなのだ。
それとは逆に激辛料理を、汗を流して食べるのも夏の醍醐味(だいごみ)だったりする。サンショウの辛さが好きで、陳健一さんのお店のサンショウがたっぷり入ったマーボー豆腐をよく食べに行くが、昼時はいつも行列だ。並んで汗をかき、辛さでも汗をかく。
さあ、夏本番。おいしい物を前に、夏バテなんかしていられない。(十勝屋総支配人・林真由)
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