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【円山ツインズがやってきた!!】(上)
ホッキョクグマの種の保存を目的に道内4動物園が国内初の“大型トレード”に乗り出した。おびひろ動物園に新たに仲間入りした双子は27、28日にお披露目される。ホッキョクグマの魅力と置かれている現状を紹介する。
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円山ツインズとして一躍人気者となったイコロ(中央)、キロル(右)と母親のララ。送る会には多くのファンが訪れた
わんぱく盛り 27、28日お披露目
今年は「来園20万人」期待
「動きが本当に子供らしくてかわいい。どっちがどっちなのかを見分けて楽しんでほしい」
円山動物園で「円山ツインズ」として人気を集めたホッキョクグマの双子「イコロ」と「キロル」(雄、ともに1歳)。帯広にやって来た21日こそ環境変化への不安からか落ち着かない様子だったが、翌日からは仲良く元気いっぱいに獣舎内を歩き回り、早くも飼育員を癒やしている。
人間でいうと、小学校高学年程度のわんぱく盛り。じゃれ合ったり、けんかをしたり、寄り添って寝たり−。双子ならではの愛らしいしぐさは、円山動物園で来園者を魅了してきた。
2007年度までは40万〜60万人台で推移していた同動物園の来園者数は、2頭が一般公開された08年3月以降急増し、08年度に70万558人、09年度は22日時点で89万6255人に達した。
2頭は08年12月、釧路市動物園に貸し出し中で近く円山に戻る「デナリ」(雄、16歳)と、円山の「ララ」(雌、15歳)の間に生まれた。国内で無事に育った双子は、母親のララと旭山動物園の「ルル」姉妹以来。おびひろ動物園にいた「ピリカ」(雌、4歳)や釧路の「ツヨシ」(雌、6歳)の弟に当たる。
国内には若い雌が少なく、ゆくゆくは海外移動も検討されている。将来どこへ行っても日本の北海道生まれと伝わるように−。市民の公募で付けられた名前はいずれもアイヌ語。たれ目ぎみの優しい顔で人なつっこいイコロは「宝物」、細面できりっとした目を持つ活発なキロルは「人間が踏み固めた道」との意味を持つ。
ホッキョクグマは寒い冬が大得意。帯広でも雪とたわむれながら、元気に遊ぶ2頭の姿が見られるはずだ。おびひろ動物園は昨年20年ぶりに来園者数が15万人を突破しており、藤川研園長は「今年はツインズ効果で20万人を目指したい」と気合を入れている。(山下聡実、澤村真理子)
- 【円山ツインズがやってきた!!】(下)(2010/02/26)
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