特集
【バンクーバーだより】愛国心たっぷりのカナダ人
2010年02月23日 15時31分

バンクーバーに来て12日目になる。後半戦に突入し、ようやく五輪ムードの街の様子を観察できる余裕も出てきた。ダウンタウンはどこに行っても人、人、人だ。もともとアジア系が多く、多国籍な街だが五輪期間中は世界中から観戦客が集まっている。だがアイスホッケーのスティックにカナダ国旗を掲げ、夜通し騒ぐ地元カナダ人たちのお祭り好きは半端ではない。
バラード入り江を望む国際放送センターの隣に設けられた聖火台=写真=は絶好の記念写真スポット。開会式でともされたものと同じデザインの台で揺れる聖火を間近で見ることができるとあって、人の波がやむことはない。老舗デパート「ザ・ベイ」の1階にある五輪グッズショップは早朝から大行列、一度並んでみたが人気の赤いミトンは売り切れていた…。
そして夜。中心部のロブソン通りはごった返す。メイプルリーフに身を包んだ仲間を見かけるたびに、見知らぬ者同士でハイタッチ。パブから国歌「オーカナダ」の合唱も聞こえる。愛国心が伝わってきた。だが21日はアイスホッケーでカナダが米国に敗れたため繁華街は一転して不穏なムードに。大量の警官が目を光らせる中、われわれは裏通りをそそくさと通り抜けた。(古川雄介)
関連記事



