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【バンクーバーだより】チームリーダー及川、メダルの原動力
2010年02月20日 14時44分
男子スピードスケートのチームリーダー・及川佑選手。自身のメダルこそ逃したものの、チームのまとめ役となり、500メートルでは銀、銅のメダルをもたらした原動力の一つになったことを忘れてはならない。
スポンサーのバックアップなど受け皿がなければ競技活動もままならないスケート界の現状。そんな苦境の経験をした及川選手が4年前、トリノ五輪初代表の座を射止めた。そして、同五輪の500メートルで日本人最高の4位。当時のテレビのインタビューで、陰で支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを涙ながらに話していたのが印象的だった。
その彼が今回、選手、そして主将としてチームを支える重要な役割を担っている。しかし、及川選手自身のオリンピックが終わった。会場の通路で彼にばったり会うと、「すみませんでした」と頭を下げた。(「メダルを取れなくて」と言いたかったのだろうか)。「いいレースだったよ、ありがとう。帰国したらコーヒー飲みに勝毎に来てよ。五輪の話でもしよう」
がっちり握手を交わし会場を後にした。(金野和彦)
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