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【時計台だより】(21)ロケットスタート
1月7日、正月気分も覚めやらぬころに、編集局長から札幌支社への人事異動を告げられた。自分にとって4回目の“旅立ち”となった。
十勝毎日新聞社に入社して23年。本社編集局社会部から帯広シティーケーブル(OCTV)放送部、同営業部、函館新聞社に出向。本社社会部に戻った後も、新得支局に転勤。おおむね3年おきに異動してきた。前任の本社社会部で文化を2年8カ月担当し、2月1日に札幌支社に着任。
欧米社会では平均して5年おきに転職し、スキルアップを図ると聞いたことがある。自分はスキルアップしているかどうかは別として、地元企業にいながら転職することなく、勤務地や職種を多く経験できることに幸運を感じる。一方、新天地の札幌ではほとんど経験のなかった道議会や道政、国政選挙、政党関係などの取材が多く、記者としての未熟さも痛感している。
年に数回、ワクワクした気分で遊びに訪れていた札幌の街も、仕事の場となれば、まったく見方が変わるもの。
着任した2月1日は参院選の自民党の候補が決定。同日夜には道職員幹部と懇親会、翌2日は道議会の委員会が開かれた後も、石川知裕議員の起訴や「さっぽろ雪まつり」の開催…。27年前に1年間だけ浪人生活を過ごした札幌で、土地勘を取り戻しながら右往左往する毎日だ。
夏には参院選があり、来年春には統一地方選、高速道路開通などビッグイベントが目白押し。“新米記者”に立ち返って緊張と興奮のロケットスタートを切っている。(成)




