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特集

【創る】 オーダーメード家具

2010年02月15日 15時09分

新得・厚生協会わかふじ寮

広い作業棟で行われるオーダーメード家具の製造

丈夫さと高い技術力で人気
 2階建ての広い作業棟。材料のカットや家具組み立て、塗装、クラフト製品づくりなど、50〜60人が分業体制を敷き、黙々と作業を進めている。新得町内の社会福祉法人厚生協会わかふじ寮。聴覚障害を抱える作業員たちが1つ1つ手作りで丁寧に製造するオーダーメードの家具は、丈夫で細部まで丁寧に仕上がっていると、喜ばれている。

 1953年、同施設創設時から、木材の町・新得の施設として、町内木材店の協力を得て家具を製作してきた。オリジナル商品を造り、各自治体での販売会に出品していくうちに、15年ほど前から注文が増加。道内の老人ホームや身障者施設から、クローゼットやテーブルなどの大量注文も入るようになった。

わかふじ寮で製造された机と木製玩具

 道内授産施設で、家具製造は2カ所。大量生産への対応は道内唯一だ。わかふじ寮を卒業し、民間建具店勤務を経験した人が、5〜6年前から同寮に戻って指導に当たり始めると「丈夫で長持ち」と評判だった製品に「より高度な技術」が加わった。営業担当の3人が顧客の要望を丁寧に聞き取り、思いを形に。個人宅の造作家具や、一流メーカーの下請けも担っている。

 家具以外にも、看板や木のおもちゃ、町発祥の軽スポーツ・フロアカーリングの道具まで「木製品ならばほぼ受注可能」と片桐徹営業係長。ただ、長引く景気低迷で、オーダーメード家具の需要は減少傾向。片桐係長は「今後は丈夫でデザイン性も優れた高級家具を造っていきたい」と話している。(植木康則)

<メモ>
 新得町西3北1。電話0156−64−5001。見積もり無料。予算に応じて道産材から輸入材まで幅広く対応。問い合わせは午前9時〜午後5時。

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