特集
【創る】 アレンジ炭
2010年02月08日 15時04分
池田・十勝備長炭工房 すみ屋

炭をアレンジする鈴木さん。天使の人形を飾るなど客の注文も多様化している
肌目美しい「宝物」 贈答用にも
色とりどりの造花、カラフルなラッピングが目を引く花瓶やバスケット。でも、主役は花ではない。きりりと引き締まった黒い肌目が美しい木炭こそが飾りの中心。店長の計良文子さん(52)が「花を飾る感覚で、生活に身近に炭を置いてもらいたい」と送り出す“アレンジ炭”だ。
炭は計良さんの父の炭焼き職人、本郷孝雄さん(本郷林業)が焼く十勝備長炭。光沢が美しいこの炭は、備長炭の本場・和歌山直伝の高級品だ。7年前から開く店舗「すみ屋」で販売を始めたところ、自宅用だけでなく、贈答品として人気に。「多いのは新築祝い。還暦や米寿のお祝いなどにも喜ばれています」と次々と注文が舞い込む。
洋風の仕立てから、陶器を使った和風アレンジまで、製作を主に担うのは鈴木智子さん(48)。十勝備長炭に出合い、「ピカピカときれい。宝物がいっぱいある」と感じて以来、農業の傍ら、すみ屋2階に通って作業の日々。「作りながら、ここで炭から元気をもらっている気がします」と笑顔で話す。

大作から小物までが並ぶ「すみ屋」
<メモ>
池田町東2ノ3。電話015−572−2384。アレンジ炭の価格は入れ物や炭の量(キロ4000円から)による。小物は500円から。午前10時半〜午後5時半。月曜日と第2、第4日曜日は休み。
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